「コロナは陰謀」や「withコロナ」の爆発的広がりと、新型コロナウイルスの蔓延と※追記あり
免疫力ブームなのかもしれませんが、一言。
確かに免疫が低下している人が感染や重症化のリスクが高いのは事実ですが、免疫の状態が良いから感染しないわけではないというのは、元気な若者や常に体調管理しているスポーツ選手も感染する事実から容易にわかることです。
免疫力をあげるのは大事ですが。
だから自己防御は私は前から限界があると思い、公的機関が対策をすべきと主張してきました。
感染症は「広がり」なんですから。
「そんなことするわけない」「だから黙っておこう」ではないわけです。
原発事故の時もそんな人がたくさんいたから、私は調べて放射能対策の必要を訴えたわけです。
ただちに対策が行われるわけではなく、この腐敗した国家経済は、私たちの訴えをなかなか認めようとしないでしょう。
だからといって、政府や社会における対策を主張しなければ、困るでしょう。
本当は書くのはしんどいです。
ずっと精神的に調子悪いです。
こないだもマスクしながらですが、親と話をしました。
でもそれで、父親の問題を少し理解できました。
個人的なことと社会的なことは同時に考えられます。
本当はしんどいですが、書きたいときは意見をブログで書いたりして、知人や社会的に影響力がありそうな政治家などにも届けています。
明日疲れてそれを止めるかもしれないし、また好きなときに書くかもしれません。
でも、昨春よりは孤独ではありません。はるかに対策の必要を理解する人は増えました。
いちばん心配なのは、左派、リベラルです。身近だからです。
長年、正しいことを言ってもわかってくれないからと、陰謀論や自己責任論に引き寄せられる人がかなりいるようです。
またエコロジーを自給自足という名の自助とか、自然はいいものだとか、自然だから仕方ないと理解する人がたくさんいて、やせ我慢的な考え方になるひとも多いです。
コロナは、地球規模の自然災害ですが、当然、政治・経済的なシステムの崩壊や再編成をともないます。
そのシステム的な自然と人間の複合的災害だという面がわかりませんと、「コロナ陰謀論」や「withコロナ」に、なりがちなようです。むしろ対策するよりも、「状況を放置してもよい」「批判より慣れろ」となってしまう。
それで困るのは、病気や障害を持ち体力が安定しない人や、お金がなくて、免疫力をあげようにもご飯が食べられない人です。
私は長らく精神障害ですが、精神障害はつまりはずっとストレスに苦しんでいます。
どんだけ漢方薬飲もうが、ヨガしようが、サプリ飲もうが、瞑想しようが、きれいに全て治るわけではないです。
ストレスが小さい頃からかかりやすいとそうなります。だから発達障がいというように考えてます。
頼むからみんな違うんだとわかってほしい。
わかってないから、安易な考えになるんです。多様性は綺麗事ではないということがわかっていない人がいる。
コロナ禍は、それを放置する政治的無責任により、弱い人々から殺されていきます。
医療逼迫でたくさんの方々がなくなり、治療をできません。
それは政治がコロナを放置した結果です。
コロナを放置するのは、つまりは弱い人から犠牲にしていくことですから、これは優生思想です。
「withコロナ」や「コロナは陰謀」は結果的に政治のコロナ放置に厳しくありません。「状況を放置してもよい」「批判より慣れろ」となりがちです。
ゆえに
政治のコロナ放置は甘やかされ、社会経済的な弱者やマイノリティーが亡くなってしまいます。
(※2021.1.21補足
「年単位、十年単位の感染対策を重ね、人間の大半が免疫獲得しまた、治療も難しくなくなり危険性が著しく低下したのちのコロナとの共生」と「短期的に人間全体がウィルスの免疫が獲得できていない段階でのwithコロナ」を分けて考える必要があるだろう。
現在新型コロナウイルスは、世界的に猛威をふるい、後遺症の全貌や変異ウィルスがどれくらい猛威を今後、振るうか、あるいは、ワクチンが実際にどのくらいの効果やリスクがあるか、すべてが解明されているわけではない。また、世界中で、大規模な感染被害により、医療逼迫や生活困窮も起きている。
この段階で、「経済を回すから感染は我慢しろ」式のwithコロナの考え方は危険である。
ウィルスの研究や治療法や予防の開発が進展し、様々な対処をし、また感染被害を減らすためには、十分な検査や医療の体制を作る必要があるだろう。
そうした後に死亡者や後遺症者を少なくし、多くの人が新型コロナウイルスの免疫を獲得し感染爆発が起きないようになるには、何年かかるかわからないのだ。
仮に死亡者や感染者が減ってゆき、日常的な風邪になるのはいつになるのだろうか。)
昨年の春からこの話しかしてません。
さすがにイライラします。
脳性まひによる四肢体幹機能障害のある同市博多区の浜田征史さん(39)にとって、複雑な心境を抱くのが「ウィズ・コロナ」というフレーズだ。地域経済の重要性は理解できる。ただ、ウイルスとの“共存”のかけ声に応じた観光地や街角のにぎわいの話を聞くたびに恐怖が頭をよぎる。「障害のある人にとって“共存”は常に命の危険と隣り合わせ。とても受け入れられない」と明かした。
「ウィズ・コロナ」あり得ない コロナ禍を生きる障害者たち 写真ルポ|【西日本新聞ニュース】