細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【詩作品】sooner or later

優しい言葉だと感じた時に その人は去っている もう一度ききたいと願っても 僕はもうひとりになっている 青い空の旅人 望んだか望んでないか ではなく 気づいたらいつもひとりだった そのさびしさは大きくて 誰を愛し 誰に愛されたらよいか まるでわからなく…

【詩作品】自由意志

限界を感じて 青空にちぎれ雲 目にしみる青さに 深くおぼれてみる 何本もの泡の柱が 立ち昇る中を 歩いているみたい 脳の中で 笑いが笑いでなく 風が風でなく 緑が緑でなく すべていつか仕組まれたお話みたいに ダマされまいと ただ駅に向かって歩いている …

【筆を研ぐ】維新勝利・反大阪市解体連合の敗北を総括する

大阪の選挙、私は何かとてつもない無力感に包まれた。 やはりダメだったかという感じもある。 私は非力であることを認める。 そして私たちは大きな状況把握の間違いをしているのではないかと率直に反省する。 差別反対、人権や社会保障の立て直しのためには…

【時評】私たちの社会体制の不自由を考えるー明るい戒厳という事態に至らないために

私たちの社会体制は、自由だと言い聞かせていけば、自由に見える面もありますが、それは意識に常に言い聞かせてるんです。 学校や会社で教わるということはつまり、意識に常に言い聞かせるお経を手に入れるということではあります。 では、病気になったり、…