細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

裏切られた世界があなたの身内からあなたを食い破る

いくら世界を変えようとしても、世界を体験し、記述しないならば、世界は変わることも変わらないことも変えることも、変えられないことも、何も起きません。何も起きたことにならず、起きたことを生きてなぞることをしないならば、裏切られた世界があなたの…

ひたちなかの国営公園が放射線量が高く立ち入り禁止。ならば他の放射線量の高い地域の住民はどうなるのか。

「0.23マイクロ シーベルトを超え、最高で0.70マイクロ シーベルトに達しました。 このため国土交通省はこの3か所の周辺を念 のため立ち入り禁止として、来園者が近づか ないようにロープを張り、立ち入り禁止の看板を立てました。」であるならば、…

原発再稼働については慎重な山田京都府知事は、Xバンドレーダーについても住民への安全を考えていただきたい

「規制委に説明責任」 山田知事、大飯 原発判決受け 京都 産経新聞 5月24日 7時55分配信 大飯原発(福井県おおい町)の運転差し止め を命じた21日の福井地裁判決について、山田 啓二知事は23日、「ある面でいうと国民の不 安を代弁している」としたうえ…

予断を排し身近な危機をきちんと観察できずして、今後の社会保障も被曝対処もないでしょう

東京で被曝について警鐘を鳴らし、今は岡山に避難された三田医師の言葉のようです。 シンプルだが非常に大切なことです。本当に危機に気づくためには、時には自らの思い込みを取り除いて、いま何が起きているかを決めつけずに記述する必要があります。このア…

放射線防護に徹すべき先生方の科学者として不可解な態度

彼らは臓器や細胞集団への微粒子による内部や体表面被曝の局所的な等価線量の効果あるいは様々な生体反応を甘く見て、調べもせず全身の実効線量の莫大な線量による被曝だけを問題にしています。 晩発性障害はがんだけしかみません。 野口邦和さんや安斎先生…

京都地裁で自主避難者への初の賠償仮払い命令が東電にたいして下されました

福井地裁大飯差し止め判決についで 京都地裁で自主避難者への賠償仮払い命令が東電にたいして下されました。「避難前は会社経営していた男性に とって少なくとも約1200万円の休業損害が 「原子力損害」に当たると算出した。事故が原因で精神疾患になった…

見る勇気のない悲しみを感じる勇気を取り戻せないとしたら

日本に住んでいてまるで明日を見通せない感じが強くなってきている。 原発震災で、放射能について警戒をせねばと再三書いたがそれは放射能が好きだからではなかった。緊急時に対応するためである。 私は福祉や病気について考えてきたのだから、放射能がリス…

橋下城、陥落前夜か?−大阪市の議会で橋下市政の見直しを求める陳情の採択続く

以下の記事は毎日のネット会員になると読めます。 公募校長の更迭撤回について説明させる陳情と 大阪市の特別顧問、参与制度の見直しを求める陳情が採択されています。前者も重要ですが後者も極めて重要です。 橋下市長が恣意的な市政改革を進めるとき、様々…

福井地裁の大飯原発差し止め判決は、原発事故と人権侵害との関連を示した画期的なもの

■大辞林第三版の解説じんかくけん【人格権】 法 人の存在や人格と不可分な利益に関する 権利の総称。生命・身体・自由・名誉・肖 像・プライバシーなどに関する権利。 http://kotobank.jp/word/%E4%BA%BA%E6%A0%BC%E6%A8%A9 福井地裁の大飯差し止め判決要旨…

遺憾なり!東電福島第一原発、地下水の海への放出は明日から開始

抜本的な地下水遮水対策や、水棺に変わる対策がないまま、とうとう建屋より山側から地下水を汲み上げて海に流します。山側の地下水も全く汚染されていないわけではなく、毎日数百トン流れ込む水をいちいち汲み出すことを考えると憂鬱であるし、今まで一体東…

美味しんぼ騒動と解釈改憲にみる行政による議論や表現の抑圧について

私は大阪に暮らしている、放射能汚染について心配 している一市民です。 自分自身は研究者ではなく 社 会福祉を勉強し、またかねてから持病に悩むものと して、健康について考えてきました。 その延長で放 射能の生態系や人体への影響も考えています。今回の…

福島原発事故の被害を描いたマンガにたいする政府の対応を懸念する

移住もしない、賠償を積極的に進めない、東電は黒字、鼻血すらまともに調べない科学的には極めて不寛容な対応。言い出したひとを政府そろって攻撃。 表現の自由に過剰に公的機関が介入する不気味さ。 つまり日本政府と東電のやる気のなさ、被災者や原発事故…

20世紀の悪魔から逃れるしか私たちが誇る最後の倫理は生きていけないだろう―解釈改憲はよくない

平和を作るための議論がしたい。 日本がさらに軍事化すれば東アジアの パワーバランスが致命的に崩壊するかもしれない。アメリカの時代ではないという意味で 総理が戦後体制の脱却を図ろうとするのだろうが 単なる先守防衛ではなく さらなる武装拡大をするの…