細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

カテゴリーと様々な生の様相―わずかな社会経験から

引き受けたくない矛盾は引き受けなくとも良い。しかしそこに、自分の前に矛盾が置かれているのは認めよう。自分が病気であったこと、医療福祉制度を使っていること。そしてそのことと、関連してあるいそれとは別の形で自分がただ存在していること、存在しつ…

Peanuts sing "Peanuts"

The Policeの"Every Little Thing She Does Is magic"がふと春らしいなと今日の陽気で思い出した。スティングはこういう曲もつくってたんだよなって。広がりがあり、重くなく、軽すぎず、鮮やかだ。その関連動画を見てたら、マンガのピーナッツのメンバーが…

言葉がなる

言葉でもって何かをいうということは、多くの場合言葉の次元に移し変えないとうまく伝わらず、「わかる」ということが成り立たないことがらがあるからだ。 これは絶望ではない。それどころか言葉がないという状態を夢見る私たちの願望こそが徹底的に言葉が作…

と思うんだ最近

とにもかくにも自分を台無しにするようなことはしたくないなと思う。命がけで戦うというのはカッコいい言い方だし、そういう気概をもう必要はある。しかし無理に力を入れずとも解決できるなら、泥まみれにならなくてもよいし、自分が惨めにならずに戦うやり…

受け入れることでしか変えられない状況

冷たい雨のち曇りの日。昨日は「新しい人生のはじめかた」*1という映画をシネ・リーブル梅田でみた。ダスティン・ホフマン(72才だという。カッコいい!)が冴えない初老男性を演じる。その男性は離婚を経験しており、奥さんに引き取られた娘が結婚するの…

そのもの自体の等身のままあらしめ、それが生き、そして耐える(絶える)ことをよく感じ、よく見ることだ。

どうせ死んでしまうと昔中島何某は述べたわけだが、どうせ死んでしまうのは事実である。しかし「どうせ」が余計な気もする。「どうせ」が付くとやっぱり言い訳や弁明に近づくんじゃないか。「どうせ」死んでしまうとか、そういうことをいっているときもある…

ヒピラくん

NHK教育で朝9時から大友克洋原作アニメの「ヒピラくん」を偶然見た。今日から始まったばかりだ。5分で一話完結が10回、50分連続で放送されていた。 ドラキュラの子供ヒピラ君がたわいもないいたずらなんかをするというお話なのだがなかなかこの脱力…