細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

前景

吸い込まれていかなくて ざんねんながら あやふやに溶け合えない溶け合えない 何かにはさまれる感じでそこに そこにいるような気はすごくするんだけど空みたいにすごくそこにいるように思い 残念です そこにいるように思い 感じ そこにいることは、だから別…

それはどんな旅でもいいので あんまり悔しいときもあるだろう 旅は悔しいものなのですり傷の口が甘いのでもともとそうなので 出会うことってなんなのかわからないので あなたはだれなので へえ そうですか あなたはだれなので三日月はあまり好きでなく 歌う…

発見

こういうサイトがある。 ネタ元としても、システムの客観評価という意味でも使えるのかもしれない。まだちょっとしか見ていないけど。 MRIC by 医療ガバナンス学会それからこれを入手した。知らずに他人を傷つける人たち (ベスト新書)作者: 香山リカ出版社/…

デイケアの料理プログラムについて

土曜日は実は頭が大混乱してへとへとだった。しかし昨日ゆっくり休んだから今日はデイケアへ行けた。料理であった。 料理プログラムは昔は苦手だった。僕はイラチな上に、家で料理を作るので、他の人がいろいろ手間取っているとついイライラしていた。しかし…

配られたカードで勝負するっきゃないのさ

題名は今日の我が家の「スヌーピー」カレンダーの標語である。*1 自分ができることは限られている。伝えられることも限られている。もしもそれが様々な波及効果を生むとしてもそうなのである。もちろん諦めばかりが先行しても仕方ない。 ただ、まずは、自分…

言葉の培地

詩人や文学者の仕事は、わたしたちが話し、書き、読み、さえずる言葉を粉々に粉砕することではない。そう思うときがある。日々、言葉は粉砕される。精神病によっても、身体の病によっても戦争によっても、裏切りによっても。そこでは語りがたさの感触だけが…

精神の構造化、組織化としての文書化

自分の気持ち、心、それを組織、構造化させる方法として①これにはドキュメント=文書として保存するという方法がある。 文書(ぶんしょ、もんじょ)は、参照されることを前提として記録される情報である。一般にはぶんしょという。もんじょという場合、特に…

サルガド

NHKの新日曜美術館を見ていたら、大好きな写真家のセバスチャン・サルガド(マグナムフォトにもいたと思う)が出ていた。 恵比寿で展覧会をやっている模様。 とにかくすごいので、よかったらお近くの方は試しに見に行ってみてください。 俺も写真集しか見…

いやまあ

神奈川県社会福祉協議会が「福祉のしごとフェア」を横浜文化体育館で開いた。求人する103の福祉法人とハローワークなどが出展、来場者は249人だった。 http://mainichi.jp/select/opinion/yuraku/news/20091128dde041070035000c.html 3Kとかの要素も…

裕也登場

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091127-OYT1T0080...今まで内田裕也が選挙に出たりすると、ドクター中松とかと同じオモシロ泡沫候補みたいな感じで処理していた自分がいた。 しかし今回の内田裕也の「事業仕分け」を見守る様は、もっといい感触が…

資料

これ読んだ。小田亮「『社会の二層性』あるいは『二重社会』という視点」 http://www2.ttcn.ne.jp/~oda.makoto/nijuusyakai.html面白い。文章は小難しいが、身近な自分のことに照らしてみるとそんなに難しくない。 著者は文化人類学者で、「レヴィ=ストロー…

社会参加と暴力―id:ueyamakzkさんに触発されて

id:ueyamakzkさんが臨床上の技法論としての、「身近な民主主義」 - Freezing Pointのエントリで語りかけて下さった。それはとてもうれしかった。のだが、それも束の間考えてみるなら私自身「「コミュニティや親密圏の民主化」は、どういう技法的媒介項に基づ…

ノーフューチャーだからって

勝ち負けから降りる生き方作者: 二神能基出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/10/30メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 15回この商品を含むブログ (5件) を見る読了した。純粋力作者: 末井昭,村井守(銀杏BOYZ)出版社/メーカー: ビジネス社…

昨日から

読み始めたものノモンハン戦争―モンゴルと満洲国 (岩波新書)作者: 田中克彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/06/19メディア: 新書購入: 5人 クリック: 52回この商品を含むブログ (41件) を見る前買ってたが昨日読み始めたらすごいと思って。あれは「事…

逆立ちすれば答えがわかる

最近 The Boomの宮沢はこういう歌は書かんな。そら今はこんなに飛び跳ねられないだろうけど。俺もできん。 自分が行き詰ってくるとする。ある硬直した、ワンパターンな考えしかできなくなる。そういうときに逆のケースを考えてみると確かにちょっとちがう道…

こういう作業が大切かと

わからないように目印をつけておくこと。そう、しるしが大事。しるし=記、徴、験、標。それはプロセスの発生する場所?僕らが生きるとき、言葉を使うのはそれが目印だからだ。僕らは無辺際の、つまり無限の世界の中で、ただひとり小さな生のともしびを担っ…

君は

あきらめの強度がまだ弱い。

世界がどんなにおいしくなるか

昨日は、人に誘われてお食事会に行った。中華は美味しくて、昨日金曜日に歯を治しに行ってよかったなあと思った。 ワインをそそぐ店員さんは、こぼして白いクロスにシミを作っていた。和やかな会で、楽しかった。うってかわって今日は寒風が吹きすさんでいる…

初診

昨日歯医者行った。意を決して。診察、レントゲン。左の上の奥歯。痛いとこの病巣を把握。どうも神経層に達していて、かなり組織が痛んでた模様。 麻酔打ってガンガン削って、神経抜いた。すげえはやい。 ここまでやって50分は驚異の速さか。 そないに痛く…

ゴリララくんのコックさん

以前からお世話になっている絵本作家のきむらさんにお会いしたらうれしい新作をいただきました。 http://www.ehonkan.co.jp/new_book/176.htmlゴリラのコックさん=ゴリララくんがちくわの穴にありえないような取り合わせの食材を詰めて出すという、ちくわ好…

溶けてきたようにも

最近デイケアに週3くらいは大体通うようになっている。 デイケアというシステムには様々な矛盾があると思う。自分の場合、以前通所していたデイケアではいろいろ揉めた。今のデイケアにもいろいろ感じ葛藤しながら通っている。ただ、様々な人がそこにいるこ…

クイズ

以下の文章を読んで問いにお答えください。(長いですが…) かつて芸術家たちは、カントやヒュームのように、君主への書簡には、「陛下の従順な下僕として」と署名しはしたが、それでいて王冠や祭壇の基盤をひそかに揺るがせたものだった。今日芸術家たちは…

C・レヴィ=ストロース亡くなる

フランスのル・モンド誌でトップで報道されたようだ。 こないだのエントリやっぱり - 細々と彫りつけるで読もうかなみたいなことを書いたところだった。 20世紀の文化人類学のみならず、哲学、芸術、それから社会や文明の考え方に多大な影響を与えた人。 …

会いにきたよ、会いにきたよ

よくかかっていた頃は、お店とかでただ流れているのを聴いていただけなんだけど、いい歌だなあ。 「僕」とか「彼」とか最後の「俺」まで、君を迎える人が変わっているように思えて、たぶん同じ人なんだろうけども、その都度、君にとって感じられる人も、同じ…

名言

どぉなっちゃってんだよby 岡村靖幸ちょっと癖ありすぎだけどどぉなっちゃってんだよ、人生頑張ってんだよ辺りが白眉。

ひとりごちる

「自分は間違ってない」とか、依怙地になるとについて。そうとでも考えなきゃやってらんねーことがあるというそういう所与の条件をどう変えるかをかんがえることが大切である。それは人間の生存の現実そのものが「災厄」でありやってらんねーことに満ちている…

新刊チェック

金もないのに本屋に行って新刊チェック。 いくつか気になるものが。。幸福論――“生きづらい”時代の社会学作者: ジグムントバウマン,山田昌弘,高橋良輔,開内文乃出版社/メーカー: 作品社発売日: 2009/10/31メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 88回この商品を…