細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

岡村重夫の講演「地域福祉の思想」その1を読む

少し古いものだがたいへんおもしろい。Page ON/サービス終了のお知らせまず基本としてここをおさえることは現下の社会構造におけるセーフティーネットの危機を考える際に今も重要である。 保護事業の処遇原則は、回復的処遇の原則といいます。回復的処遇の原…

取り組むということ

やはりなんというか、自分がひっかかっているけど意識化しにくいものを核にしてしか、研究とか創造みたいなことはできないんじゃないかなと思う。 その意識化しにくいテーマってのがある。そこに対して応答していくってのがホントの意味での「責任」(respon…

最近の傾向

年賀状書いた。クリスマスも友達のとこや家でパーティーをやった。小さなボンゴをもらった。打楽器大好き。 むかし読まなかったような種類の本が面白いと感じる近頃です。「イタい女」の作られ方―自意識過剰の姥皮地獄 (集英社文庫)作者: 中村うさぎ出版社/…

できるんじゃないかなあ

今週定例の心療内科の診察で、先生が「あなたは仕事できるんじゃないかなあ」といっていた。 僕は頭が変なのかもしれないが、仕事=隷属みたいなイメージをもってしまっているため、今も就労とか就職という言葉にはあまり前向きな感覚はもてない。でも、たぶ…

熊木徹夫「君も精神科医にならないか」よりいくつか

君も精神科医にならないか (ちくまプリマー新書)作者: 熊木徹夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/12メディア: 新書購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (2件) を見るより引用 私自身が医者になった時、統合失調症の方の内にはらまれた苦しさ…

マイナーでまさしくホットな。されど、局所的な。

先日12月6日に「学校で教えたい授業シリーズ(大阪)学校で教えたい授業シリーズ(大阪) - 学校で教えたい授業シリーズ」に参加した。しかしその間、詩関係での作業があったり、親戚の伯父が亡くなったりとバタバタしていて、イベントについて書くことが…

朗読「村岡空」

下記のリンクに村岡空さんの詩作品を石川が朗読したものを試験的にアップロードしました。 ラジオ版細々と彫りつける : 村岡空を読む

お通夜

昨日は、伯父の通夜に参列した。7時半からだったので、ご飯を食べずに電車、バスをのりついでいった。昼からずっと曇りで雨が降りそうだった。最寄駅に着くとバスの運転手たちが集まって、合羽を着るかどうかとか似合うかどうかみたいな話をしていた。発車…

ここで一息

井上陽水の昔の知らなかった歌を最近2つ知った。「夜のバス」「招待状のないショー」 これは昔から好きな歌 「結詞」凄い歌ばかりだ。 陽水はカラオケでも歌います。

わからんはなし7

それはただ単なる歩行に似ている。様々な境界や干渉地帯をどんどん世界に縫いこんでいくこと。歩行コース。路。中上健次が「辻」にこだわったのはこの意味で必然である。

わからんはなし6

行動や実践がある広がりや、公開の場所を目指すのならば、書くことはなにを目指しているのか。それは密航や密輸に近いのではないかとおもうことがある。知らない間に何かをもたらすこと、運んでいるものですら了解不可能な何ものかを運ぶこと。

わからんはなし5

書いているうちにジャンルはいつのまにか乗り越えられている。というか知らない間にしかし決定的に境界地帯に侵入する。狙撃手がいて、ライフルを構えているというほど劇的な状況ではないにせよ。 しかし生きる執着からだけでなく、「死なない」ようにするこ…

わからんはなし5

消滅することは人類がもつひとつの特性であるが、「消滅させる」ことは難しい。ナチスや様々な排外行動がうまく行かない。理由は?消滅させようとするほど、様々な憎しみや感情を後世に残すからと考えうる。消滅させようとすればするほど、人類の様々な個体…

わからんはなし4

脳みその留め金が外れていたということについて書くのを忘れていたが、人間をかなり拘束された状況につないでいたここ百数十年ほどの社会システムは苛酷だったのではないだろうか。 そこでは様々な媒介や不透明なものが消去されてきた。しかし私たちはそれに…

わからんはなし3

昔から脳みそのどっかの留め金みたいなのが外れていたような気がしていた。もちろん、様々な人間の姿をみてその動きを真似たり、なぞったりするわけだが、どうしても人間というのは得体が知れない。 かつて人間は本能が壊れた生き物だという岸田秀の仮説とい…

わからんはなし2

彼はやはり元々狂っていたのではないだろうか。どこがか。それは彼にはわからなかった。今もわからないのだろう。狂っているというより、どこまでも突き抜けていきたい欲動があるのではないだろうか。 考えすぎて考えすぎて来た道を見失う時、しかし見失って…

わからんはなし

生きているということを自覚するのは難しい。まあいきなりこんなんいうたかって、「何?」ってなもんだろう。自分は「生きているな」って感じたいって時々思う。死んだようになっていたほうが、まあ角が立たないからある意味楽なのかもしれないが、しかしそ…

松岡正剛のポランニー評を読む

松岡正剛はK・ポランニーの仕事について大づかみにまとめている。http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1042.html以下は上記サイトの引用であり、ポランニーの著書「個人的知識」及び「暗黙知の次元」のポイント説明である。 このなかでポランニーが強調し…

本日

天気よく、しかし様々疲れているのかもうひとつ虫の居所がよろしくない状態である。 けれども昼ねしたら、なんとなく焦燥感はマシになった。この焦燥感というのがやっかいで、なかなか対処が難しい。しかし友達から年末の忘年会のメールが来たりしてそれがう…

Come togetherいろいろ

The beatlesの”Come together”はとても好きな曲で。まさしく血湧き肉踊るから。いろいろ調べてみたら、この曲も幾人かの猛者によってカバーされている。 では本家から。二番手Brothers Johnson!so cool!かなりヤバイ。このアレンジ凄すぎる。三番手は変化…