2010-01-01から1年間の記事一覧
最近、起こった変化といえば、昔はしんどかった食料、日用品の買い物ができるようになってきたことだ。そういうと意外かもしれない。もちろんかつてから同伴者がいれば買い物はできたし、ちょっとした買い物や本などは買えた。もちろん自慢できることでもな…
ひきこもりの〈ゴール〉―「就労」でもなく「対人関係」でもなく (青弓社ライブラリー (49))作者: 石川良子出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2007/09/22メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 144回この商品を含むブログ (27件) を見る私はこの本を読んでよかっ…
ひきこもりの〈ゴール〉―「就労」でもなく「対人関係」でもなく (青弓社ライブラリー (49))作者: 石川良子出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2007/09/22メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 144回この商品を含むブログ (27件) を見る図書館で上の本を借りてき…
今日こんな曲を見つけたんだ。彼らはデビュー20年なのか。すごく時間がたったんだなあ。いま宇宙の何処いらへんに私は存在するのかはわかんない。まあ位置はどうでもいい。ただ自分は宇宙でひとりぼっちなんだよなってな気持ちになるときがある。そういう感…
ちょっと徒然なるままに書いてみようかと思う。最近寒い日が戻ってきているが体調はまあまあだ。あいも変わらず社会復帰だとかなんだとかが気になるのだが、これはもう思春期の頃からの習い癖のようになっている。 社会復帰や適応に関する悩みや怒りのあれこ…
ちくま学芸文庫が出始めた頃そこに並ぶ本は20代の私にはあこがれだった。背伸びして眺めたり、赤坂憲雄氏の本を手に入れたこともある。それを思い出す。「火山列島の思想」という本があり私はそれを時々気にしていた。お金が乏しく図書館で借りたりしたも…
三つのエコロジー (平凡社ライブラリー)作者: フェリックスガタリ,F´elix Guattari,杉村昌昭出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2008/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (30件) を見る大阪と沖縄の講演を読んだ。第一章も読み中…
上(http://d.hatena.ne.jp/ishikawa-kz/20100317/1268788041)の続きである。私は大阪出身であるが、96年就職氷河期に大学を卒業していて、しかもシューカツがしたくなかったしできなかった。いわゆるいかんともしがたい「贅沢病?」とある人ならいうかも…
おおげさな表題をかかげたものの私自身、「社会適応」や「社会復帰」といった生活困難者が目指すべきと医療、福祉などでいわれる目標について、いろいろ疑問をもち、昨日も主治医とお話してきたところだ。 というわけで、上山さん(id:ueyamakzk)と酒井さん…
詩を書いているからといって、実際詩作品を読むばかりではなく、それは詩に関心があまりない人よりは読んでいるのかもしれないが、それは野球好きは夏はナイターを見るけどそうでない人は見ないってことと同じなのかはわかんない。実は大学に入る前志望する…
奇跡の人 ヘレン・ケラー自伝 (新潮文庫)作者: ヘレンケラー,小倉慶郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/07/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 56回この商品を含むブログ (42件) を見る少しずつ読んでいる。といってもまだ三章までだ。 驚くのはこの本…
いつも大してなにかをやれているわけでもなく、ブルブルしているのだが、今日はオーバーホールの日に設定し、ツイッター三昧にした。どんどんあほなことを呟き、いろんな人や友達とお話し、マジメな話もしあれやこれやして、意外に楽しかった。 あれやこれや…
引き受けたくない矛盾は引き受けなくとも良い。しかしそこに、自分の前に矛盾が置かれているのは認めよう。自分が病気であったこと、医療福祉制度を使っていること。そしてそのことと、関連してあるいそれとは別の形で自分がただ存在していること、存在しつ…
The Policeの"Every Little Thing She Does Is magic"がふと春らしいなと今日の陽気で思い出した。スティングはこういう曲もつくってたんだよなって。広がりがあり、重くなく、軽すぎず、鮮やかだ。その関連動画を見てたら、マンガのピーナッツのメンバーが…
言葉でもって何かをいうということは、多くの場合言葉の次元に移し変えないとうまく伝わらず、「わかる」ということが成り立たないことがらがあるからだ。 これは絶望ではない。それどころか言葉がないという状態を夢見る私たちの願望こそが徹底的に言葉が作…
とにもかくにも自分を台無しにするようなことはしたくないなと思う。命がけで戦うというのはカッコいい言い方だし、そういう気概をもう必要はある。しかし無理に力を入れずとも解決できるなら、泥まみれにならなくてもよいし、自分が惨めにならずに戦うやり…
冷たい雨のち曇りの日。昨日は「新しい人生のはじめかた」*1という映画をシネ・リーブル梅田でみた。ダスティン・ホフマン(72才だという。カッコいい!)が冴えない初老男性を演じる。その男性は離婚を経験しており、奥さんに引き取られた娘が結婚するの…
どうせ死んでしまうと昔中島何某は述べたわけだが、どうせ死んでしまうのは事実である。しかし「どうせ」が余計な気もする。「どうせ」が付くとやっぱり言い訳や弁明に近づくんじゃないか。「どうせ」死んでしまうとか、そういうことをいっているときもある…
NHK教育で朝9時から大友克洋原作アニメの「ヒピラくん」を偶然見た。今日から始まったばかりだ。5分で一話完結が10回、50分連続で放送されていた。 ドラキュラの子供ヒピラ君がたわいもないいたずらなんかをするというお話なのだがなかなかこの脱力…
本日のNHKスペシャルにて、「無縁社会」という番組を見た。孤独死の増加する中で、その当事者「行旅死亡者」やそうなるかもしれない単身の高齢者をレポートしていた。 私の父が昔、お隣のおばさんがコタツで亡くなっていたことを発見した話や、母方の祖母が…
カウンセリングに行ってきました。かれこれ9年。ひとが聞いたら呆れるような年月かもしれないです。そして自分自身もずっとこの「心理療法」というものと自分との関係が意味あるものなのか考えてきました。 かかりつけの精神科の医師は、もちろん診察や面接…
思想や議論いや生活においても「安全地帯」はないのである。それは理想社会が到来してすらそうなのである。もし圧倒的に優勢で他者から批判を受けない場所から、他者を批判し自分の正義が押し通せるなら非常に恐ろしいことが起こる。 20世紀はひどい時代だ…
奈良に行ってきた。JR奈良駅から循環バスに乗り、破石町というバス停を下りる。そこから徒歩で新薬師寺や飛鳥中学を抜けて柳生街道の入り口にいたる。 ここが入り口。それからは古い町とは一変し自然の山道である。木々や渓流の間をまっすぐ石畳の古い街道…
最近やっと自分が死ぬのをずっと恐がってたんだなと気づいた。そういう自覚すらなかった。死にたいとかそういうふうに思っていたことが多かったから、自分は死よりも生を恐れているのだと思っていたのだ。子供の頃はとにかく生きているってことが辛くてしん…
プレゼンテーションzen作者: Garr Reynolds,ガー・レイノルズ,熊谷小百合出版社/メーカー: ピアソン桐原発売日: 2009/09/04メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 51人 クリック: 927回この商品を含むブログ (186件) を見るなるほど。シンプルに、自分自身…
メモとして。ソーシャルワークについて社会福祉士の通信教育や試験勉強の時から、折に触れて拝読していたcricket's eye氏のブログから参照する。 http://emanote.halfmoon.jp/emanotes/2010/01/post_217.html ソーシャルワーク教育、特に実習教育で感じる違…
結局、自分のことしか考えない人たち作者: サンディホチキス,江口泰子出版社/メーカー: 草思社発売日: 2009/04/22メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 109回この商品を含むブログ (19件) を見るこのタイトルはちょっとマズイ気がするが…中…
草野心平の詩を読みました。右のリンクをクリックすると、プレイヤーがあります。ラジオ版細々と彫りつける : 草野心平の詩を読む
昨日、「日常を科学することが大事なのだ」という昔大学の授業で聞いた言葉を書きました。日常や暮らしは経験や勘といったものが幅を利かせたりするものと思われがちです。 けれど、そういう部門にこそ「科学」というのは必要ではないかと思うのです。しかし…
昨日は奈良女子大学で行なわれた「エスノメソドロジー研究のフロンティア」に参加してきました。→2010-01-10 - 呂律 / a mode distinction僕は社会学の研究者でもなく、ただこのシンポジウムが教育や医療、児童福祉を題材にしていたため何か自分にとっても得…