柳生街道へ
奈良に行ってきた。
JR奈良駅から循環バスに乗り、破石町というバス停を下りる。そこから徒歩で新薬師寺や飛鳥中学を抜けて柳生街道の入り口にいたる。
ここが入り口。それからは古い町とは一変し自然の山道である。木々や渓流の間をまっすぐ石畳の古い街道がのぼり勾配で続いていく。人が誰もおらず清々しい空気であった。中で写真をとらなかったが、朽ちた木にはコケが生え、あるいは崩れた木などもある。渓流も小さいが美しく、道の回りの木も定期的に手入れされているよな感じである。古木の切り株があるし、気持ちいい。道を水流が横切り、渓流に流れ込んでいる。
寝仏という室町頃に彫られた、岩の中に仏が小さくレリーフされたものがある。それが横倒しになっているので寝仏である。この先にはいくつか仏がいるようだが冷えてきたので帰ってきた。
鹿↓
帰りに新薬師寺(■新薬師寺 公式ホームページ■天平の古刹-お薬師さまと十二神将-)により、薬師如来とそれを囲む十二体の神像を拝観する。みな独特の表情。薬師如来は素朴なやさしい丸顔に丸い目をしていて父の顔を思い出す。薬師如来は光明皇后が、聖武天皇の眼の病気の快癒を願って建てられた模様。外国からの観光客も多数居る。障害者手帳では本人のみ無料。
その後志賀直哉邸によるが残念ながら4時半を過ぎており閉まっていた。残念。
志賀直哉邸ヨコの古いサロン
その後「空気ケーキ」(空気ケーキ。)という感じのよいカフェでお茶を飲んだ。ひじょうにいい気分であった。寒いのでまたちがう季節にもいってみたい。あちこち工事され「遷都くん」の旗やポスターがあった。
※柳生街道の様子を記載したホームページがありました。参考に。http://homepage2.nifty.com/kaidowalker/20yagyu.htm