細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

東京オリンピックは、東日本大震災と福島第一原発惨事とコロナ禍の被害を抑圧し無視する、象徴的な巨大なイベントに成り果てている。即刻中止すべき。

 

招致のために「福島第一原発はアンダーコントロール」にされてしまい、「復興五輪」といいながら今年の4月に汚染水海洋放出の方針が発表されてしまった。

汚染土の再生利用についても諦めていないようだ。


コロナ禍を無視して、病院、医師、看護師を自治体に要求し、さすがに総すかんの状況。

五輪選手、医療で優先対応ゼロ 競技実施10都道県、一般と同じに
2021/5/15 19:58(最終更新 5/15 21:08)毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20210515/k00/00m/040/185000c

 

 

つまり、オリンピックは、震災、原発爆発、コロナ禍という巨大な地球的複合災害を抑圧し、「無視」し、「国家と資本主義は無敵」というプロパガンダイベントに他ならなかったといえるだろう。

ご覧のように福島第一原発廃炉などいつできるかわからないし、コロナ禍もますます日本だけでなく、世界的にも一部の国を除いて感染、死亡者は増加し、まだ見通しがたっていない。

本当はいずれも、世界でよい知恵をだしあい、学びあい、被害が広がらないようにしなければならないのだ。
特に日本政府は、まず、トリチウムとその他の汚染物質の除去技術を世界中の研究者に助けてもらったらよい。汚染水の長期保管について、作れる余地があると複数指摘を受けているのだからしっかりタンクを作るべきだ。

また、コロナについても、検査、医療、補償などこれまでしっかりやってこれなかったがして当然の対策を政府はしっかり行うべきだ。