気迫の
【eastern youth+小谷美紗子”矯正視力〇・六”】
eastern youthを時々すごく聴きたくなる。
たぶん毎日聞いたらちょっとしんどい。しかし本気で「何かをなす」こと、「何回だってやり直す」ということを深く思いたいとき、そういうモードの時に聴く。
僕の詩について、こういう気迫の詩が書けたらと思う。音自体は、にぎやかなのだが、繊細で、時々ギターではなく東洋の古い楽器とかそういうふうにも聞える。吉野さんの声も何百年も前の野良を歩く人の叫び声のように聞える。
風通しがよく、しかも拡散していかないで音のエネルギーの密度が高い。でもうたわれているのは、僕もいつか感じた景色や音のように思える。その意味で懐かしいというか彼らの歌うのはいつも青春の風景だ。
こういうささやかな、そして気迫の漲る詩が書きたいと思うが道遠しか。
でも最近書く自分の詩はシンプルになってきているとも思う。