細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2019-01-01から1年間の記事一覧

【詩作品】海から春へと

わたくしの抽象的な感受 人生を回転させ損なった それは捻転した 冬の空に卒倒した 汗をかいて うどんを食べて生き返ろうとした 光景が変わると 匂いが変わり これは紙に印字された臭いがする いつも変だった 諦められずに 冬の海を眺めた 雨が降って情けな…

【詩作品】生死続けて飛んで歌う

どれだけ辛い日々があっても 決めつけない 終わらせない で太陽がどんどんふくらんでいく 限界だと 青い空で倒れていく まっさおになりながら息を繰り返す もうねあの頃はねあの頃はね 必死だったね だけど見えていなかった 焦れば焦るほど見えていなかった …

被ばくにおける「調査しない」の歴史再び・政府の事実否認体質を憂うー東京新聞「官邸に「疫学調査不要」 福島原発事故で放医研理事」

以前、被ばく影響を調査しない、はじめからないものとして、調査対策をしないのは論外であると批判するブログを書きました。 2016年のブログです。 はじめから被ばく影響は「低線量においてない」と決めるのはまず非科学的であり、「ないから調査や対策をし…

【詩作品】梱包材composer

火がつかない 燃えカスだからだ なかったからだ もともとなかったんだ 草を踏み、鉄橋のカゲを歩いている 本当だ いま見えないです ここは馬が走っていたんです あの頃 僕は雲から雲へ飛び移って 見えない存在だったんだ 揺れ動いて 揺れ動いて あなたに比べ…

【詩作品】total equality

反抗するのである 軽視するのではない 雨と風の夏に おまえの音を聞いて ああ地獄だよ悪くないもんだ 満たされていて 情けない 散らばっていく 星と木と町の中の川を 階段を上がって 私の部屋です 階段を降りて おまえの外だ 私の寂しさで埋められていく ど…

筑紫哲也が亡くなる前日本はガンにかかっていますと言っていた。‬ ‪あれから10年以上。日本の政治経済的支配体制に死亡宣告をすべき時《追記あり》

政府が基幹統計で不正を働く。 それを直すと賃金は伸び悩んでいる。 政府、賃金マイナス公表へ 18年実質、0.5%程度(共同通信) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190201-00000012-kyodonews-pol @YahooNewsTopics 「 毎月勤労統計を…

橋本治が死んだと知った時、ある町が消え、子どもの頃にあったありふれた風景が丸ごと消えたような感覚がした。

私がかつて愛読していた橋本治が亡くなりました。 その時たまたま、私はすごく寂しかった。橋本治が亡くなったと知る直前。 訳あって、一人暮らししていたマンションを一時的に離れ、短期の賃貸を借りたばかりで、慣れない。 しかしそれだけではない。 私に…

東京新聞大スクープ!2011.3.21昼「放射線の影響はニコニコ笑っている人には来ません」と福島県民に語った山下俊一氏が、同日夜福島県オフサイトセンターで「小児の甲状腺被ばくは深刻なレベルに達する可能性」と放医研に発言記録《追記あり》

山下俊一氏が危険をわかっていて「放射線の影響はニコニコ笑っている人には来ません」と嘘を言っていたことが判明。 宮崎真、早野龍五論文もそうでしたが、放射能安全言説の代表格の不正が暴かれてきています。 東京新聞:震災後「放射線ニコニコしている人に…

【宮崎早野論文問題】国際専門誌「ジャーナル・オブ・レディオロジカル・プロテクション」が「誤りは論文の主要な結論に影響する可能性がある」と発表。黒川レターの黒川名誉教授同誌にさらにさらなる指摘を投稿予定ー朝日が詳報。疑惑の検証本格化。

伊達市のデータを同意なく使った宮崎早野論文について、朝日新聞に詳報。 掲載された国際専門誌「ジャーナル・オブ・レディオロジカル・プロテクション」が「誤りは論文の主要な結論に影響する可能性がある」と発表。 また、被ばく問題を追及してきた高エネ…

【宮崎早野論文問題】福島・被ばく論文、撤回不可避に 伊達市からデータ再提供得られず:福島民友新聞

多くの住民同意がないまま、執筆された論文です。伊達市住民の被ばく線量、GIS作成のための住所氏名データなのですから、伊達市が再度データを渡すことはないのは当然でしょう。 しかし伊達市もこれを渡してしまった罪は逃れられません。 そして、早野氏はな…