細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

日記

映画見た

借りぐらしのアリエッティみた。この世界の中に自分のみたことのない世界があるということがけっこうかんじられてくるようだった。子どもの本が原作で、妖精のような小人、男の子が病身、すこし意地悪なおばさんが出てくるなど王道展開。しかしそれを通して…

相変わらず読みやすいから困る

朝起きたら、窓の外に明るくなりつつある青い空があって、いいなあと思った。昨日までにあちこちで土砂災害が発生して、恐ろしいことだと思っている。水撒きとかしたら、カナブンが水に溺れて困っていたので俺も困った。罪悪感があった。 振り返れば昨日、夕…

本日は気分転換の日としたい

遠野物語・山の人生 (岩波文庫)作者: 柳田国男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1976/04/16メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 48回この商品を含むブログ (64件) を見る所収の「遠野物語」読み終わる。これはいい。次は「山の人生」ドキュメントひきこもり …

ご機嫌いかが・・・

日々病気ってものの、意味合いが変わっていってて、一日たりとも「これが病気だ」というようなものを捉まえきった気はしない。それは病気自体も生命の流動的な変化に呼応しているからだろうと思う。 ある意味では治ってしまってしかしその治ったということが…

現代思想を久々に読む

現代思想2010年5月号所収の廣瀬浩司「諸文化を横断する戦闘的な真理−メルロ=ポンティ「制度化」概念と「間文化現象学」」を読みました。感想は今書くのはちょっと体調がしんどいが、フッサールの「目的論」という言葉が興味を引く。メルロ=ポンティは、それを再発…

過渡的な考察-存在の場所と責任

他人の言葉から学ぶことは多い。しかし自分の血肉で学んだことや感じたことを言語化したり、何かにしていくことがもっと大事。 さらに思うのは、自分の言葉は自分で所有できなくて、それはなんども語りなおされるしかないんじゃないかってこと。 言葉は辞書…

より様々なものをみながら生き地獄的なものも想定に入れなきゃこれからの人間はやっていけないことになるんじゃないかなって

ひとりひとりの人間には使命があるという考え方はどこから来たのかはわかりません。が、しかし世界に放り込まれて誰がそういう使命を与えているのかそれが使命なのかは別として「ほら生きてみろ」ってことになっているわけですからどんな親の元に生れようが…

買い物の現象学?

最近、起こった変化といえば、昔はしんどかった食料、日用品の買い物ができるようになってきたことだ。そういうと意外かもしれない。もちろんかつてから同伴者がいれば買い物はできたし、ちょっとした買い物や本などは買えた。もちろん自慢できることでもな…

ヒピラくん

NHK教育で朝9時から大友克洋原作アニメの「ヒピラくん」を偶然見た。今日から始まったばかりだ。5分で一話完結が10回、50分連続で放送されていた。 ドラキュラの子供ヒピラ君がたわいもないいたずらなんかをするというお話なのだがなかなかこの脱力…

無縁社会をみる

本日のNHKスペシャルにて、「無縁社会」という番組を見た。孤独死の増加する中で、その当事者「行旅死亡者」やそうなるかもしれない単身の高齢者をレポートしていた。 私の父が昔、お隣のおばさんがコタツで亡くなっていたことを発見した話や、母方の祖母が…

柳生街道へ

奈良に行ってきた。JR奈良駅から循環バスに乗り、破石町というバス停を下りる。そこから徒歩で新薬師寺や飛鳥中学を抜けて柳生街道の入り口にいたる。 ここが入り口。それからは古い町とは一変し自然の山道である。木々や渓流の間をまっすぐ石畳の古い街道…

いま読んでいる途中の本のメモ

結局、自分のことしか考えない人たち作者: サンディホチキス,江口泰子出版社/メーカー: 草思社発売日: 2009/04/22メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 109回この商品を含むブログ (19件) を見るこのタイトルはちょっとマズイ気がするが…中…

エスノメソドロジー

昨日は奈良女子大学で行なわれた「エスノメソドロジー研究のフロンティア」に参加してきました。→2010-01-10 - 呂律 / a mode distinction僕は社会学の研究者でもなく、ただこのシンポジウムが教育や医療、児童福祉を題材にしていたため何か自分にとっても得…

エコノミーの次元としても、公的な次元としても、そして近くにいる隣人の問題としても

最近はいわないのかもしれないが、以前介護職をしているとき、よく誰かにあなたはどんな仕事をしていますかと訊かれると「いま介護してます」と答えた。そう答えると相手は「大変ですね」とか「立派なお仕事ではないですか」ということが多かった。 もちろん…

たいへんうつくしいのはなぜなのでしょう。

謹賀新年。本年もよろしくお願いいたします。元旦早々からなんだか体調が悪かったです。たぶん、年末に医師がいってくださった言葉とかそういうものがまだうまく咀嚼仕切れていないのだと思います。けれども、それは悪い意味ではないと思います。たぶん。 2…

お通夜

昨日は、伯父の通夜に参列した。7時半からだったので、ご飯を食べずに電車、バスをのりついでいった。昼からずっと曇りで雨が降りそうだった。最寄駅に着くとバスの運転手たちが集まって、合羽を着るかどうかとか似合うかどうかみたいな話をしていた。発車…

本日

天気よく、しかし様々疲れているのかもうひとつ虫の居所がよろしくない状態である。 けれども昼ねしたら、なんとなく焦燥感はマシになった。この焦燥感というのがやっかいで、なかなか対処が難しい。しかし友達から年末の忘年会のメールが来たりしてそれがう…

裕也登場

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091127-OYT1T0080...今まで内田裕也が選挙に出たりすると、ドクター中松とかと同じオモシロ泡沫候補みたいな感じで処理していた自分がいた。 しかし今回の内田裕也の「事業仕分け」を見守る様は、もっといい感触が…

世界がどんなにおいしくなるか

昨日は、人に誘われてお食事会に行った。中華は美味しくて、昨日金曜日に歯を治しに行ってよかったなあと思った。 ワインをそそぐ店員さんは、こぼして白いクロスにシミを作っていた。和やかな会で、楽しかった。うってかわって今日は寒風が吹きすさんでいる…

初診

昨日歯医者行った。意を決して。診察、レントゲン。左の上の奥歯。痛いとこの病巣を把握。どうも神経層に達していて、かなり組織が痛んでた模様。 麻酔打ってガンガン削って、神経抜いた。すげえはやい。 ここまでやって50分は驚異の速さか。 そないに痛く…

ゴリララくんのコックさん

以前からお世話になっている絵本作家のきむらさんにお会いしたらうれしい新作をいただきました。 http://www.ehonkan.co.jp/new_book/176.htmlゴリラのコックさん=ゴリララくんがちくわの穴にありえないような取り合わせの食材を詰めて出すという、ちくわ好…

鈍く、しかしきらっと光る

今日は買い物に行ってカーペットを冬物に敷き替えた。ベランダのみぞが汚なかったので掃除した。最近便秘気味だったが、便通もよくなった。 ゆうがたになり室生犀星の詩集をなぜか読み出した。同時代で、同じ詩誌をつくったこともある三巨塔と比較する。 北…

今週

デイケア3日行ったら、なんとなく気が立ってきたような気がするので、今日は行かないことにする。人の言葉にけっこう過敏に反応して高ぶる。けども、今日明日ゆっくりしたらマシになるんじゃねえか。シーツも洗濯した。天気が良い。

外耳炎

近所のとある耳鼻咽喉科へ。昨日はおじいさんの医師で、消毒して脱脂綿つめられ、抗生剤もらって帰ってきた。薬が効いてきたのか、今日痛みはマシになったがなんとなく違和感があり、いってきた。今度は現院長つまり昨日のおじいさんの息子さんのようだ。 お…

耳が痛むので

火曜日の昼間にこれを書いている。朝は晴れてたが曇ってきた。昨日は、四天王寺散策、べんてん古本祭だった。100円均一コーナーを物色する。新潮社の日本文学全集34「梶井基次郎・嘉村礒多・中島敦集」。三人のうち梶井基次郎と嘉村は昔よく読んでいた…

Talvin singhといえば/チャレンジド

昔こんな音だった。 YouTube今日はNHKで九時からやってたドラマ「チャレンジド」を見る。 チャレンジドって題名はなんとなく感心しないのだけど ドラマはよかった。 教員をやってた人が目が見えなくなり、復職を目指す話。 佐々木蔵之介がそれを演じ、奥さん…

インドって…

食欲と眠気が増大している。先週は空気人形見に行った。今週は台風の後、どんどん秋深まってる。なんかリズムの調節が難しい。ちょっといらっとしたりするときもある。こないだボーリングしたら、異様に球が重く感じた。なんか冬に向けてアレコレ体もこころ…

しあわせの理由

体調は悪くないがなんとなく不機嫌である。落ち着かないといおうか。 8日木曜日の朝日新聞朝刊で、「自殺防止」に関する提言があり、白夜書房の編集長で、パチンコ必勝法などでヒットを出したことがある末井昭氏も書いた。 その話は壮絶。なのだが、どこか…

10月

きのう十三のライブバーテハンノにいってきた。飛び入りライブの日で、同時に店員のキョウコさんが退職する日でひとがいっぱいだった。自分は詩3作を読んだ。ひじょうに緊張したが、反省点もいっぱいだがいい経験になった。オールナイトでたのしかった。青…

十人のうち三人

これ見に行った→http://taoism-art.main.jp/index.htmlかなりシュールな世界で頭がくらくらする。妙見さん、安倍晴明、浦島太郎、お中元、七夕、こういった日本にもある習俗が道教の広がりの中に位置づけられていると知った。 気味の悪いような、愛らしいよ…