細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2011-01-01から1年間の記事一覧

へうげもの

GWである。 昨日は鶴橋にて介護職時代からの旧友と食事をする。 愉快なひと時だった。 それと三連休のどの日かに野球を見に行こうと考えている。今日はこれを読んでいる。へうげもの 一服 (講談社文庫)作者: 山田芳裕出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/…

おすすめ本・吉岡斉『原発と日本の未来』

原発と日本の未来――原子力は温暖化対策の切り札か (岩波ブックレット)作者: 吉岡斉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/02/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 32人 クリック: 414回この商品を含むブログ (25件) を見る日本の原子力政策、事業への…

何かを鳴らしている

昨日は小谷美紗子を聴いてた。 今日はすごく久しぶりに矢井田瞳を聴いている。 なぜだろう。 10年弱くらい前の曲だろうか。どこかふるえているようで、しかし弱いというのでは全くない。こっちをみよという否定できない声というか叫びを発しているようである…

民主政体の擁護

正直しんどいな。たくさん奇怪な出来事が日ごと毎日現れるのは。 自分は自分の生活を淡々とやってればいいという気もしないでもないけども、だけど多少なりとも巻き込まれていく部分はある。 心の病気をこじらせた部分があって、こういう自分の心身に影響し…

政治がやらなければならない責務(昨日の記事への補足4月6日9時台に追記15時50分改題)

昨晩焦りや怒りなどもあってあまりにも自明だが大事なことを書き忘れていました。 現在の政府は、私たちが選出した代表者からなる国会からの信任を受けたものであり、(大変な災害への労苦は充分斟酌した上で)、なおこの国に居留、あるいは居住する人々の生…

自分が参考にする災害情報関連サイト

今回の災害で自分が見つけてわかりやすく、ためになったサイトを集めてみました。 恐怖やデマを煽る目的ではないので、公的機関や地元新聞のサイトなどもあります。 僕は大阪に住んでいて直接の被災地域ではありませんが、関西にはもんじゅをはじめたくさん…

近所の公園でメジロを愛でながら

朝、9時過ぎ近所の公園に出て少し佇んでいた。花の咲く木々が10本、巨木が一本あり広さは十数メートル弱四方の公園なのだが花にメジロが集まりついばんでいた。風で葉が騒ぐ音や光のあふれる花に小さなメジロが鳴きながら枝から枝へ飛び移り朝の食事。津…

この巨大な事態に思うことを話してみる、、

先般東北や関東で巨大地震、深刻な津波災害が生じ、その影響で原子力発電所が重大なトラブルに見舞われた。 私は大阪にいる。 正直被災地から遠くても、この事態には言葉を失ってしまいそうになる。 動揺する。 むろんこういう時は混乱から様々な情報が流れ…

自作詩をpdf文書にして公開してみました。

以前書いた「果てしなく」という作品です。 ↓のリンクから hateshinaku.pdf - Google ドライブ

社会福祉士資格を取ったのに、自分は今なぜその仕事につかないか。

表題への答えは端的に私の体力上・心理上、つまりすごく端折って言えば、精神疾患を持つからだ。もちろん一律に精神病者はソーシャルワーカーになれないわけではない。実際病気を持ちながらご活躍の方にお会いしたこともある。またある本で精神保健福祉士資…

傷口が治ったから「ほい終わり」ではない。

散歩がてらブラブラ。今日はやたら商店が混んでいる。土曜だから当たり前じゃ。 さて。 心や身体の苦痛やその回復について考えるのは難しい。 何故なら自分の心身が痛んでいる、そしてそのことで他者や世界との関わりの持ち方が下手であるとしよう。 傷の手…

青空文庫で久々に漱石の私の個人主義を読んだらやはりとても感動したのでアドレスを貼っておく

大傑作。 こういう心境を人生という難事業を乗り切る誰しもが一度は通過しなければならないように思われる。枕をうまく話して、途中から乗ってくる。 内容は一個だけである。私自身として生きる。 文学にはそれしかなくそれが反対に全世界に通底する根源なの…

ここ数日

前回の日記を書いた翌日、22日は気分が落ち着かず困っていた。知人が持病の具合があまりよくないと聞いて動揺したのかもしれない。あるいは春が来そうな暖かさが迫ってきて体が落ち着かなかったのかもしれない。ともかく寝つきが悪くキリキリそわそわして…

ナラティブセラピーから考えた

CiNii 論文 - <再著述>としての成長とそのコミュニケーショナルな条件 : ナラティヴ・セラピーを手がかりとしてこのテキストの存在を教えていただき以前から興味を持っていたナラティブセラピーについて再び学習する機会を得ました。 私は詩をやっている関わ…

騙されるのではなくニードにたどり着くことが必要だ

例えば政治の目標を人々を救済することと定め、それに専心するスタッフや財源がつぎこまれても、それを受け取る人々が「その救済はいらない」といえば、その「救済事業」は一巻の終わりである。 福祉であれ何であれ、人にサービスを提供する事業はそのサービ…

空前絶後の戦い-ゲーテ格言集を開いて感じたこと

最初のほんの数ページで強度のあるテキストは そこにある生成やそれを生け捕る確かなフレームを見せてくれる。買い物のついでに買ったゲーテの本。 19世紀前半で亡くなっている。 空気と光と そして友達の愛 これだけ残っていたら、 弱り切ってしまうな こ…

【読了】カリガリス『妄想はなぜ必要か−ラカン派の精神病臨床』

カリガリス『妄想はなぜ必要か』を読み終える。後半は具体的なケースや治療の検討を複数人で行っており大変具体的で読みやすくビビッドに感じる。またイタリアで精神病院が全廃されたのは、治療構造として逆に危険ではないかという危惧を示している。是非は…

【読書中】カリガリス『妄想はなぜ必要か-ラカン派の精神病臨床』

暖かくなっている。久しぶりに読書に熱中している。半分くらい(90頁くらいまで)読んだ。この調子で積読を解消したいが… 妄想はなぜ必要か―ラカン派の精神病臨床作者: コンタルドカリガリス,Contardo Calligaris,小出浩之,西尾彰泰出版社/メーカー: 岩波…

私のプラクティス、世界がどのように病んでいるか。

あたしはフリーターでもあれば無職でもあれば病人でもあればおっさんでもあれば、誰かにとっての友人でもあれば、ただの通行人でもあればお客さんでもあれば、という形で多くの役割や形を毎日生きている。 逆に言えばそれ以外ではない私みたいなものがあるの…

この社会の構成のされ方・分断のされ方-lessorさんの日記と高森明氏の日記から

lessorさんのはてなダイアリーを読んでいたら、高森明という人のブログ記事が紹介されていた。 lessorさんの記事→本当のオルタナティブ - lessorの日記 言及されている高森明氏の記事→グレーゾーンへ(16) 普通学級の呪縛�@ 森口奈緒美の問題提起 グレー…

寒いからだろう

先々週くらいに風邪をひいて治ったように思う。しかしそれ以降も時々疲れが来る。当たり前のことだが寒いからだろうと思う。

内と外

誤解を招く表現かもしれないが、家にいることも大変なことが多いし、家を出てからも大変なことが多い。 家を出て自分で、あるいは誰かと暮らす場合、単に「甘えはダメだ」では生きていけない。互いに協力したり自分が無力な時は思い切って人に助けを求める勇…

河本英夫『飽きる力』読了

飽きる力 (生活人新書 331)作者: 河本英夫出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2010/10/07メディア: 新書購入: 8人 クリック: 56回この商品を含むブログ (18件) を見るオートポイエーシス研究で有名な河本英夫さんの本。 しかし難解なシステム理論とか…

任侠ヘルパーにみるアクチュアリティー

引き続き風邪っぽく夕方まで微熱あり。徐々に咳が無くなり熱も下がったので入浴した。 その後ドラマ任侠ヘルパーのスペシャルを見ていた。噂には聞いていたが見たのははじめて。介護というより無縁社会といわれてるが、人は基本的に孤独に生きるしその中から…

風邪

昨日図書館に行って勉強しようかなと思ったら からだが重く節々が痛く頭痛もしてきたのですぐ帰宅して 栄養剤と薬を飲んで休んだ。 今日もまだだるい。ゆっくりします。

マルゼンジュンク堂へいったよ。

今日は病院に行ったついでに梅田茶屋町の丸善ジュンクに寄ってきました。新しい大型書店。政治経済と哲学の棚辺りをうろうろしていた。 http://www.maruzen.co.jp/corp/shop/mj-umeda.html ガラス張りできれいな建物。外国人のカップルが写真を撮っていた。 …

「バーレスク」をみました

バーレスクという映画を見てきました。 豪華絢爛!「バーレスク」のショーを観よ!公式サイト内の予告編を見てもらえば大まかに雰囲気はつかめると思うのですが アイオワの田舎で鬱屈しくすぶってた人生を脱出し、歌い踊るスターを夢見て、ロスに出てくる女…

きちがい扱いされたくないことと精神障害として自分の苦痛に言葉をあたえることの違いなど

タイトルに書いてある通り、この二つが混同されているというか、自分も他の人も混乱しているとしか思えません。この二つが簡単に分けれないものだとしても、これは非常に問題のあることだと思います。 けれど無理からぬことでもあります。「きちがい」扱いさ…

両者の接点―新年に思う

新年あけましておめでとうございます。今年は身体のことをつめて考えなあかんと思います。身体が周囲とどのようにつながり、またそのつながりから身体が自立し、個別的、人格的(つまり顔をもった)存在になるというところ辺りを。個の尊厳と周囲との関係、…