細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

高橋優「少年であれ」を聴いた

https://www.youtube.com/watch?v=F-cnuj7XIlU 奥田民生の「息子」を聴いた時に感じた、人間に対する優しさ、励まし、洞察に近いものを感じて、ふつうに感動した。 ふつうに感動した自分に照れて恥ずかしくなった。 でも、よかったと思ったから書いた。 ふと…

自分たちが形成しているこの国家や社会がおかしな、道義に反した選択をしようとすることへのわずかな抗い

「私たちは今なお、戦争神経症を徹底した暴力で抑圧し、心の傷さえ意識できないようにさせてきた文化のなかに生きている」 http://k9mp.at.webry.info/200709/article_10.html これが戦争を引き起こし、他国の人間を何人も殺害し蹂躙し、のみならず自国民を…

市民としての当り前の要求 Natural demand as the citizen against debris wide area processing

がれき広域処理に反対する市民としての当然の要求 1.復興予算は俺たちの税金だ。まともに使え 2.俺たちの処分場に勝手に放射能を埋めれるようにするな。安全危険以前に、基準を上げてるだろ。国より下げてるとか。大阪は放射能が少ないのに屁理屈言うな …

なぜわたしたちを苦しめようとするのですか。橋下市長お願いですから、その理由を教えてください。人助けではないはずです。

わたくしはずっとガレキ反対運動にのめり込んでいます。なぜだろうかと考えてみました。単純に嫌だからです。空気や水や土はみんなのものです。みんなのものが汚されたら、私たちの体も他の生物の体も壊されていきます。怖いことです。 わたしは詩を書いてい…

福島県飯館村の酪農家長谷川健一さんの講演を聞いてきました。

みなさん寒いですが体調は崩されてないでしょうか。昨日西成にて、福島県飯館村の酪農家長谷川健一さんの講演を聞いてきました。 http://hanamama33.blog130.fc2.com/blog-entry-487.html 長谷川さんは飯館の危機的な放射線の実際、事故の後村民が御用学者や…

被曝についていくつか資料紹介/人々の生活が滅びたら文学も何もない

放射線防護に関する重要な手引きを見つける。1.ドイツ放射線防護委員会より横浜の保護者の方へ ドイツ放射線防護協会より横浜の保護者の方へ | 横浜ママパパの放射線だより2.京都大学放射線生物研究センター長期汚染地域の住民のための放射線防護の実用…

日常への覚書

いつもいつも望む通り楽しくなることはない。そんなにうまくいくことばかりではない。が、だからといって楽しいことがまるでないと思い込むのも世界や自己を過小に見て己を苦しめているのである。だから楽しく生きることは可能だ。絶望が徹底すれば何者かに…

2011・8.・25の朝日新聞朝刊菅原琢氏の論壇時評を読みながら考えたこと

自分のつぶやきをトゥギャッターでまとめました。 2011・8.・25の朝日新聞朝刊菅原琢氏の論壇時評を読みながら考えたこと - Togetterまとめ 震災復興について政治学者の菅原琢氏の論考に刺激を受けながら つぶやいたものです。 被災地の現状は自分の…

5月12日に原子力委員会に投稿した意見を公開します

5月12日に投稿したもので、原子力委員会のこのPDFの8798番に掲載されています。恐らく投稿したものはほぼ公表しているものと思います。http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2011/siryo17/siryo5.pdfただそれでは誰も読まないと思い、こち…

勇気の結晶-今考えること

私は勇気がない。臆病である。臆病で慎重である。しかし勇気は作り出されるものだ。それはいってみれば不意の事態に対応しようとする意志の表れなのである。人間の身体の有限な時間の中で、勇気や意志といったものが有限ゆえに構成される。人間に限りがある…

せめて沖に流されたときに

必ずしも詩の形をしていなくてもよいと個人的に思うけれど 言葉が事態を言い当て、適切に沈黙し、いいうるところをどこまでもいうということが改めて大切だと感じる昨今です。いたましい災害や事故ですから余計に精神論よりも、ある意味で不安の中にあり、そ…

民主政体の擁護

正直しんどいな。たくさん奇怪な出来事が日ごと毎日現れるのは。 自分は自分の生活を淡々とやってればいいという気もしないでもないけども、だけど多少なりとも巻き込まれていく部分はある。 心の病気をこじらせた部分があって、こういう自分の心身に影響し…

政治がやらなければならない責務(昨日の記事への補足4月6日9時台に追記15時50分改題)

昨晩焦りや怒りなどもあってあまりにも自明だが大事なことを書き忘れていました。 現在の政府は、私たちが選出した代表者からなる国会からの信任を受けたものであり、(大変な災害への労苦は充分斟酌した上で)、なおこの国に居留、あるいは居住する人々の生…

この巨大な事態に思うことを話してみる、、

先般東北や関東で巨大地震、深刻な津波災害が生じ、その影響で原子力発電所が重大なトラブルに見舞われた。 私は大阪にいる。 正直被災地から遠くても、この事態には言葉を失ってしまいそうになる。 動揺する。 むろんこういう時は混乱から様々な情報が流れ…

社会福祉士資格を取ったのに、自分は今なぜその仕事につかないか。

表題への答えは端的に私の体力上・心理上、つまりすごく端折って言えば、精神疾患を持つからだ。もちろん一律に精神病者はソーシャルワーカーになれないわけではない。実際病気を持ちながらご活躍の方にお会いしたこともある。またある本で精神保健福祉士資…

騙されるのではなくニードにたどり着くことが必要だ

例えば政治の目標を人々を救済することと定め、それに専心するスタッフや財源がつぎこまれても、それを受け取る人々が「その救済はいらない」といえば、その「救済事業」は一巻の終わりである。 福祉であれ何であれ、人にサービスを提供する事業はそのサービ…

いい加減はっきりしたのは日本社会は一枚岩ではないというあからさまだったがないことにされていたこと。

連立政権には始めから不信感をもっていて、発足当初から親とか周辺の人に「あれは意見がバラバラなのでヤバイだろう」といっていたのだが、ホントにバラバラになっていっているので、ある意味それはそれでつながってなかったもののつながりのなさがはっきり…

言葉がなる

言葉でもって何かをいうということは、多くの場合言葉の次元に移し変えないとうまく伝わらず、「わかる」ということが成り立たないことがらがあるからだ。 これは絶望ではない。それどころか言葉がないという状態を夢見る私たちの願望こそが徹底的に言葉が作…

そのもの自体の等身のままあらしめ、それが生き、そして耐える(絶える)ことをよく感じ、よく見ることだ。

どうせ死んでしまうと昔中島何某は述べたわけだが、どうせ死んでしまうのは事実である。しかし「どうせ」が余計な気もする。「どうせ」が付くとやっぱり言い訳や弁明に近づくんじゃないか。「どうせ」死んでしまうとか、そういうことをいっているときもある…