細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

HEP前梅田解放区ブログに「日米政府は朝鮮半島に対する軍事的圧力ではなく、対話をすべきだ!」の声明を書かせていただきましたのでお知らせします

以下、転載します。 HEP前梅田解放区の開催時間は「毎月第4土曜日の18時~19時半」に変更されました。

「日米政府は朝鮮半島に対する軍事的圧力ではなく、対話をすべきだ!-トランプ米大統領アジア歴訪と安倍戦争政治への反対アピール

梅田解放区です。 私たちはこれまで、梅田HEP前で、原発、戦争、基地、差別について

反対の声をあげてきました。そしてHEP前やデモで、

日本社会の朝鮮韓国に対する差別に抗議してきました。

また、麻生副総理の「朝鮮難民射殺発言」に対し、私たちは怒りの抗議デモをしました。

大義なき解散総選挙から戦争へと至る危機〉

先日、安倍自公政権は、

大義なき解散総選挙により議席を維持しました。朝鮮への敵意と差別を煽り、

アメリカとともに戦争体制の確立を画策しているように見えてなりません。

排外主義世論を煽り、選挙を行うことで、憲法改悪と戦争への道を歩みつつあります。

これまでにない危機に突入しつつあることを自覚しなければなりません。

アメリカのトランプ大統領は、ツイッターや公式の場で、

朝鮮民主主義人民共和国に対する強硬な態度を崩していません。

そこには対話はないのです。敵意と蔑視しかありません。

さらに問題は、朝鮮民主主義人民共和国に対し、核開発放棄を促す一方、

アメリカ自身核兵器禁止条約に反対していることです。 アメリカは世界最大かつ最古の核大国であり、

アメリカの核放棄なしに、他の国が手放すことはありえません。 なぜなら核は相互に脅し合い均衡が成り立つような非常に危険な兵器だからです。

核廃絶に反対する日米政府〉 安倍総理国連で、朝鮮民主主義人民共和国に対し「対話ではなく圧力」と断言し、

世界の人々をがくぜんとさせました。

日本もアメリカと同じく、核兵器禁止条約に反対しています。

日米ははっきりと世界の核廃絶の流れに逆らう国です。

核廃絶に反対する日米が、朝鮮民主主義人民共和国の核開発を攻撃する。 通常の外交では、相互に歩み寄るものです。

もちろん朝鮮民主主義人民共和国の核開発も望ましくありません。

私たちは世界のどの国も核を持たないでほしいと考えています。

しかし、核兵器禁止条約に反対する日米が

朝鮮民主主義人民共和国を叱る資格があるのか。

戦争までチラつかせるのはあまりにおかしいと思います。 日米がまず、核兵器禁止条約の反対を撤回し、

世界に核をなくそうと呼びかけるべきです。そして朝鮮民主主義人民共和国やアジアの国々と、

軍事侵攻なしで、対話による核廃絶をしていくべきです。

核廃絶を軍事侵攻によって行うとどうなるか。 思い出してください。アメリカは、イラク戦争の時も、

イラク大量破壊兵器を持っているといい、フセイン政権のイラクを破壊しました。 しかし大量破壊兵器はありませんでした。 日本はあの時も武力侵攻に賛成し協力したではありませんか。 そしてイラク戦争は、集団的自衛権在日米軍基地、自衛隊の強化、

果ては憲法9条改悪を狙う動きにはずみをつけてしまったのです。

〈アジア侵略への反省と対話による平和構築を〉

ところで日本社会は、本当に朝鮮韓国と対話的関係を結べているでしょうか。

日本は明治近代において、朝鮮半島を支配し、中国侵略をしてしまいました。

それが世界戦争につながり、二発のアメリカの核攻撃という惨事に行き着きました。

日本社会は、他国への支配や侵略の事実を忘れてしまいました。

そして再び朝鮮をアジアを差別し、攻撃する政治がはびこっています。

さらに日本の基地から米軍や自衛隊を出撃させれば、

朝鮮半島は破壊されてしまうでしょう。日本も戦時体制に陥ります。

座視してよいのでしょうか。

私たちは平和を、武力と差別で作るべきではありません。

アジアへの敵視をやめるべきです。

アメリカの核と武力による世界支配に加担すべきではありません。

あの近代の日本の戦争を反省し認識し、アジアに誠実に向き合いましょう。

そのことを通じてアジアの戦争の危機を回避するよう、

私たちは日米の市民に呼びかけます。

この度、トランプ大統領が韓国、日本を歴訪します。

戦争をするなの声を広げましょう。

平和的な対話による核廃絶を!深く近代の歴史を認識し、

アジアの、世界の平和を創りましょう!

安倍政権は国会を開かないまま、あらゆる悪政を進めています。

戦争のための憲法9条改悪、沖縄を踏みにじる辺野古・高江の米軍基地建設と

南西諸島への自衛隊配備、原発再稼働と放射能被害の隠蔽・避難者の切り捨て、

増税社会保障の削減、安倍政権の独裁政治を象徴する森友・加計学園問題にも

反対し続けましょう!

私たちは毎月第4土曜日の18時~19時半、

大阪梅田のHEPファイブ前で声を上げています。

ぜひ多くの参加をお願いします。」 https://thinkaboutsocietyblog.wordpress.com/2017/10/30/梅田解放区 お知らせ/amp/