細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2020-04-29から1日間の記事一覧

【詩作品】弱さの自覚

頭の中に銀の糸垂直に立っている 歌を聴く度に悲鳴と歓喜の渦の中で体がしびれ銀の糸が白熱するのだ 滅びを前にして僕の体は間抜けなほどふやけている ふやけた体は冷たい空にも無気力で乱気流の裂目に吸い込まれそれでも無抵抗で墜落する僕の脳の中にまた銀…