細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2009-01-01から1年間の記事一覧

資料

これ読んだ。小田亮「『社会の二層性』あるいは『二重社会』という視点」 http://www2.ttcn.ne.jp/~oda.makoto/nijuusyakai.html面白い。文章は小難しいが、身近な自分のことに照らしてみるとそんなに難しくない。 著者は文化人類学者で、「レヴィ=ストロー…

社会参加と暴力―id:ueyamakzkさんに触発されて

id:ueyamakzkさんが臨床上の技法論としての、「身近な民主主義」 - Freezing Pointのエントリで語りかけて下さった。それはとてもうれしかった。のだが、それも束の間考えてみるなら私自身「「コミュニティや親密圏の民主化」は、どういう技法的媒介項に基づ…

ノーフューチャーだからって

勝ち負けから降りる生き方作者: 二神能基出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/10/30メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 15回この商品を含むブログ (5件) を見る読了した。純粋力作者: 末井昭,村井守(銀杏BOYZ)出版社/メーカー: ビジネス社…

昨日から

読み始めたものノモンハン戦争―モンゴルと満洲国 (岩波新書)作者: 田中克彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/06/19メディア: 新書購入: 5人 クリック: 52回この商品を含むブログ (41件) を見る前買ってたが昨日読み始めたらすごいと思って。あれは「事…

逆立ちすれば答えがわかる

最近 The Boomの宮沢はこういう歌は書かんな。そら今はこんなに飛び跳ねられないだろうけど。俺もできん。 自分が行き詰ってくるとする。ある硬直した、ワンパターンな考えしかできなくなる。そういうときに逆のケースを考えてみると確かにちょっとちがう道…

こういう作業が大切かと

わからないように目印をつけておくこと。そう、しるしが大事。しるし=記、徴、験、標。それはプロセスの発生する場所?僕らが生きるとき、言葉を使うのはそれが目印だからだ。僕らは無辺際の、つまり無限の世界の中で、ただひとり小さな生のともしびを担っ…

君は

あきらめの強度がまだ弱い。

世界がどんなにおいしくなるか

昨日は、人に誘われてお食事会に行った。中華は美味しくて、昨日金曜日に歯を治しに行ってよかったなあと思った。 ワインをそそぐ店員さんは、こぼして白いクロスにシミを作っていた。和やかな会で、楽しかった。うってかわって今日は寒風が吹きすさんでいる…

初診

昨日歯医者行った。意を決して。診察、レントゲン。左の上の奥歯。痛いとこの病巣を把握。どうも神経層に達していて、かなり組織が痛んでた模様。 麻酔打ってガンガン削って、神経抜いた。すげえはやい。 ここまでやって50分は驚異の速さか。 そないに痛く…

ゴリララくんのコックさん

以前からお世話になっている絵本作家のきむらさんにお会いしたらうれしい新作をいただきました。 http://www.ehonkan.co.jp/new_book/176.htmlゴリラのコックさん=ゴリララくんがちくわの穴にありえないような取り合わせの食材を詰めて出すという、ちくわ好…

溶けてきたようにも

最近デイケアに週3くらいは大体通うようになっている。 デイケアというシステムには様々な矛盾があると思う。自分の場合、以前通所していたデイケアではいろいろ揉めた。今のデイケアにもいろいろ感じ葛藤しながら通っている。ただ、様々な人がそこにいるこ…

クイズ

以下の文章を読んで問いにお答えください。(長いですが…) かつて芸術家たちは、カントやヒュームのように、君主への書簡には、「陛下の従順な下僕として」と署名しはしたが、それでいて王冠や祭壇の基盤をひそかに揺るがせたものだった。今日芸術家たちは…

C・レヴィ=ストロース亡くなる

フランスのル・モンド誌でトップで報道されたようだ。 こないだのエントリやっぱり - 細々と彫りつけるで読もうかなみたいなことを書いたところだった。 20世紀の文化人類学のみならず、哲学、芸術、それから社会や文明の考え方に多大な影響を与えた人。 …

会いにきたよ、会いにきたよ

よくかかっていた頃は、お店とかでただ流れているのを聴いていただけなんだけど、いい歌だなあ。 「僕」とか「彼」とか最後の「俺」まで、君を迎える人が変わっているように思えて、たぶん同じ人なんだろうけども、その都度、君にとって感じられる人も、同じ…

名言

どぉなっちゃってんだよby 岡村靖幸ちょっと癖ありすぎだけどどぉなっちゃってんだよ、人生頑張ってんだよ辺りが白眉。

ひとりごちる

「自分は間違ってない」とか、依怙地になるとについて。そうとでも考えなきゃやってらんねーことがあるというそういう所与の条件をどう変えるかをかんがえることが大切である。それは人間の生存の現実そのものが「災厄」でありやってらんねーことに満ちている…

新刊チェック

金もないのに本屋に行って新刊チェック。 いくつか気になるものが。。幸福論――“生きづらい”時代の社会学作者: ジグムントバウマン,山田昌弘,高橋良輔,開内文乃出版社/メーカー: 作品社発売日: 2009/10/31メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 88回この商品を…

昨日動物園で

動物園ってガキの行くもんだというか、なんとなく行かなかったりする。デートで行くくらいだろうか。家族連れや遠足の小学生がいた。いま学校は多くの地域で、感染拡大していて、ちょっとドキドキしたが長閑な秋の日和であった。俺はデイケアから行った。プ…

インフルエンザ警戒レベルマップ

これをみてほしい。→https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/2009_2010/trend.htmlはっきりいって10月からバンバン拡大している。 北海道がまっかっかなのが驚く。全国的な猛威である。パニックにしないため、報道が静かなのは今年前半の…

やっぱり

レヴィ=ストロースの『野生の思考』あるいは『悲しき熱帯』あたりは読んでみないと、いろいろわからんことがある。もうひとつはメルロポンティをおさえる。そうしないと実存哲学の今日的な意味がわからない。もうそういうサルトルみたいな自分で自分を引き…

メモ:哲学における「人格」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%A0%BC person(英)、Person(独)などは、ラテン語のpersonaに由来する。その語源には諸説あるが、ギリシア語のπρόσωπον(prosopon:顔やモノの前面、仮面)であるとされることが多い。ラテン語ではさらに「〔演劇…

以前のエントリで

以前のエントリドラマの不毛地帯をみたら/祖父の - 細々と彫りつけるでタイをフランス領としていたが大変な誤りであった。今日のエントリはそのことを追記する。タイはその当時独立国であり、フランス領インドシナとイギリス領にはさまれていた。タイの歴史 …

鈍く、しかしきらっと光る

今日は買い物に行ってカーペットを冬物に敷き替えた。ベランダのみぞが汚なかったので掃除した。最近便秘気味だったが、便通もよくなった。 ゆうがたになり室生犀星の詩集をなぜか読み出した。同時代で、同じ詩誌をつくったこともある三巨塔と比較する。 北…

ブルーハーツを思い出す

ブルーハーツに「人に優しく」という歌があったように思う。あと「キスしてほしい」とか「ラブレター」とか書いている僕が照れるようなタイトルだ。かなり意識して、わかりやすいタイトルにしてるんかなと思う。わからないけど。僕はキスより抱きしめたり抱…

曲げすぎると変になる

詩は夜の12時を越えたら、書かないようにしている。数年前までは書いていたような気もする。しかし、やはり昼書いたほうがいいなと思うようになった。 夜は感覚は一種独特になるのだが、朝見直すならひどい詩や文章のことが多い。 別に夜中に書いててもい…

今週

デイケア3日行ったら、なんとなく気が立ってきたような気がするので、今日は行かないことにする。人の言葉にけっこう過敏に反応して高ぶる。けども、今日明日ゆっくりしたらマシになるんじゃねえか。シーツも洗濯した。天気が良い。

パロディ

パロディというのがあるけど、あれは皮肉や冷笑みたいなものだけではつくれない気がするぞ。むかし清水義範が「猿蟹合戦」のパロディを書いたり太宰が昔話をいじって小説にしていた。 パロディはその基になる作品をどこかでつきぬけてないとつくれないんじゃ…

ドラマの不毛地帯をみたら/祖父の

・不毛地帯 瀬島龍三がモデルだったかなと思い出し瀬島龍三―参謀の昭和史 (文春文庫)作者: 保阪正康出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1991/02メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 24回この商品を含むブログ (21件) を見る今日これを買ってきてしまった。どう…

お知らせ

そこの同人ではないのですが、お知り合いの同人誌の合評会に時々参加させてもらってました。そしたらゲストで書かせてもらえることになり、念願かないました。昨日お知り合いのYさんと電話していましたら、完成したということで、今週受け取りに行きます。よ…

まとまり一切無し

ちょっと好き勝手な口上だけど、気に入ったら読んでください。そうでなければ、途中で読むのをやめてくださってもかまいません。 最近は自分は「○○な奴でダメなんです。すいません」とあまり思うことがなくなった。その理由は、たぶん面の皮が分厚くなったか…