細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

大阪兵庫の深刻な感染状況に対して必要な対策について

皆さん、大阪兵庫の感染爆発はわらいごとじゃないんですよ
- 細々と彫りつける

http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2020/03/21/014157

 

続編です。

 

〈感染拡大を防ぐために〉

 

私は大阪府民です。

大阪兵庫の感染状況は国の専門家(北海道大学の西浦教授)の推定によれば、大変深刻です。



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大阪府/第9回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議 http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/2019ncov/dai9kai2019ncov.html

私はデータの子細な数字の正誤はわかりませんが、明らかに文章は危機的な状況を伝えています。

在阪私鉄や関西経済界、大阪兵庫以外の府県と連携して、満員電車などの混雑緩和が必要だと思います。
ウィルス検査や治療体制の増強、公共交通や施設などの消毒、人々が安心して自宅にいられるよう所得補償と減税を行う必要があると思います。

また、国にたいしては他の都道府県においてもこのような被害推定を行っているか、早急にデータを国に出させて、全国的に対策を改める必要があると思います。

なぜなら、東京都と神奈川、埼玉、千葉などの首都圏では大規模な鉄道がつながっていますし、日本に来る世界の人々に対する感染被害も考えられます。

政府専門家も、感染が抑制されていると政府を正当化する提言に止まっていますが、本当はクラスター対策班の西浦教授のようなデータを知っているはずです。

全国的に、軽症者に対しても検査と治療設備(特に人工呼吸器や救命治療設備)を増強する予算を組ませ、失業者、休業者、患者に手当てを支給する必要があります。

 

〈オリンピックを機にコロナと原発事故を見えなくしたい政府〉

 

 

またオリンピックは中止すべきと考えます。

その続きとして政府が検討している汚染水の海洋放出も中止すべきでしょう。

 

これ以上日本政府が世界に感染拡大や太平洋への放射能汚染水などの被害を与え続けるのは、地球環境倫理に反していると私は思います。

また先日小泉環境大臣は、大臣室の鉢植えに放射能汚染土を使用しました。

4月から、放射能汚染土を全国の建設公共工事、堤防の部材、道路の路盤材、農地などに再利用を制度化しようとしています。

これらの恐るべき計画はオリンピックを目途に考えられていて、ここにコロナウィルスの世界的拡大がかぶってきました。

しかしコロナがあっても、なかなか日本政府はオリンピックをやめようとしません。

感染拡大が止められないと、南ヨーロッパからアフリカ、南米など、貧しい国々が大惨事になります。

医療設備が整った国々ですら、対処に苦慮しているのはみなさんご存じでしょうから。

 

つまり、オリンピックつまり世界経済のなかで、福島原発事故は「アンダーコントロール」とアピールしたいのです。

福島原発事故をなんでもなかったことにして、東電が再稼働をしたいのでしょう。

 

日本政府が原発事故でも、コロナでも政財界に都合のよい「アンダーコントロール」してオリンピックしたいのは明らかです。

世界中の人間や様々な生き物の命を守るため、コロナウィルスと、放射能汚染について、おかしいものはおかしいと言う必要があるのではないでしょうか。