原発避難者、被災者の怒りと悲しみの追及が生んだ今村復興大臣辞任劇、その真相を忘れるな!
今村復興大臣がクビになるのは、復興大臣自体が端役だからとか訳知り顔な解説が出るが違うのだ。
この間、原発避難者、現地被災者や支援者たちが避難者支援を打ち切るなと政府を突き上げ続けた結果、記者の鋭い質問となり、国会議員を動かし、復興庁や環境省はてんてこ舞いになった挙句の失言大臣辞任劇なんだ。
原発事故区域外避難者の支援は打ち切られたが、大臣は辞めさせた。
しかし大臣が辞めただけで済んで良いのか。
違うのだ。
原発避難者の支援を復旧、充実しなくては。原発事故で汚染された地域から避難したり放射線防護することの正当性が認められない、つまり汚染が人体や環境に害があり得るという事実が認められず、人権侵害がまかり通ること、これがおかしい。つまり、私たちが傷つき苦しんでいることを認めない体制を許さないことが一番大事だ。
政府と東電は汚染被害の事実を認めよ。
20ミリシーベルト基準を撤回せよ。
放射能汚染による健康や環境の影響を把握し対策するための健診と汚染管理測定体制を構築せよ。
被ばくから身を守る避難権利を保障せよ。