細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

【詩作品】生死続けて飛んで歌う

どれだけ辛い日々があっても 決めつけない 終わらせない で太陽がどんどんふくらんでいく 限界だと 青い空で倒れていく まっさおになりながら息を繰り返す

もうねあの頃はねあの頃はね 必死だったね だけど見えていなかった 焦れば焦るほど見えていなかった 明るい服を着て草むらに寝転んで 奈落へ

今も見えないよ見せてくれないよ だけどね たどり着けないからって 歩みは意味ないわけない スタートしたんだから まるい地球に僕の頭が 転がり落ちたから

冬の海に静かな雪 塩辛い海に 汚れた人間たちの宿業 悩むしかないんだよね 葉っぱから葉っぱへ 命から命へ 命からがらへ もう僕らは死んだようなもんなんだよね じゃあはじめから 死んだようなもんなんだよね 死ぬのは飽きたから 何度も何度も僕らは生きて来たんだ だけど何度も同じ間違い繰り返すんだ でも間違いは新しいね 新しいよ だからジャンプ 雨の粒の光に ジャンプ 砕けていく思い出に 縛られながら なぜかジャンプ もうそれ以外 やることないんだよね