細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

放射能汚染廃棄物を燃やすことへの疑問は未だ尽きない

セシウム汚染の土を熱処理・福島県の戦後最大の人口減少・除染中の町へ帰還? - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2016/01/15/183106

この記事を書いた後記憶を遡っていたら、慶応大学の金子勝教授がセシウム汚染土からセシウムを取り出す焼却炉の話を書いていたのを思い出しました。

すっかりこの話を忘れてました。

セシウム回収型焼却炉という技術があります。

すでに郡山で実証実験済みであり、飯舘村でも実証実験が始まっています。

この機械の利点は、汚染された土や草木を1000度以上で焼き、セシウムは気化した後、低温化して分離・濃縮し、もとの土からセシウムが除けます。そして土をリサイクルできます。

分離されたセシウムは、防水を徹底した3層防護の保管施設で長期保管し、減衰を待ちます。

この技術は、ダムやため池などの底の汚染土壌の処理にも必須です。

セシウム回収型焼却炉を森林バイオマス発電につければ、再生可能エネルギーを生み出すとともに除染費用も節約できます。もちろん、作業員が被曝しないように、全自動の機械で伐採・運搬します。

このようにして環境汚染からの回復を進めることが福島の復興に必須になります。」

http://blog.livedoor.jp/kaneko_masaru/archives/1767026.html

http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1255.html

大丈夫なのかなと思います。

しかし政府レベルでも候補に入ってます、、

と思ったら南相馬除染活動をされている児玉龍彦教授とセシウム回収型焼却炉について話していたようです。

児玉龍彦教授×金子勝教授

「福島のこれからを考える」

 2013年10月31日にリブロ池袋書店で、児玉龍彦教授の『放射能は取り除ける』(幻冬舎新書)の刊行を記念し、『原発は火力より高い』(岩波ブックレット)の金子勝教授とのトークイベントが、福島出身のフリーキャスター・唐橋ユミさんの司会で開かれました。児玉教授は放射線管理の専門家として震災2ヶ月後から福島に入り、今も現地で除染活動を支援しています。金子教授は経済学者の立場から、原発問題と自然エネルギーについて積極的に発言しています。

「帰宅困難地域でも、何十年というレベルで人間が除染していけばきれいになる」「人が住んでいるところはどんどんきれになっていく」「住民が望んでいることを支援し、応援する」「町のあちこちに山のように積まれ、日々増えていく黒いフレコンバックに入った放射性のゴミ。減容化し屋根があって地下水のないところに移さないと、次世代につけをまわすことになる」「セシウム回収型の焼却炉では、フィルターでセシウムは99%トラップできる」「米の全袋検査の次は魚の全量検査」」

http://www.lsbm.org/fukushima/movie.html

金子勝教授、児玉龍彦教授、ともに除染のあとは、ゴミを燃やすことを薦めているようです。

大丈夫なんだろうか、、

私は燃やすことが安全だとは

信じることができないんです。