細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

放射性物質管理や規制を厳格化し二次被曝から住民を守り未来の環境を守るための提案

事故が起きてから感じたことは放射線リスクや規制、基準値について、市民参加は形だけで民主的な議論がありません。まず放射能汚染対処特措法を改訂してほしい。8000ベクレルというのは、年一ミリ以下なんだろうが、クリアランスベルの80倍。おかしすぎます。
汚染があるからそれを規制しなければならないのはわかりますが、8000ベクレル以下はすべて一般廃棄物など乱暴すぎます。東京電力が賠償できないからこのような数値なのか。
チェルノブイリ法のように土壌汚染のレベルごとに決め細やかに汚染管理のルールを適用して、移動や管理(人のすむ場所から離す、遮蔽する)については厳格にそして焼却をしないやり方も検討すべきです。事故前の放射性廃棄物の処理はもっと慎重だったはずです。
また汚染の影響がある地域以外については事故以前の基準がのぞましいです。人工放射性核種について100ベクレル以下でも厳格管理にしていただきたい。今も原発放射線管理はそうです。汚染チップの不法投棄で、放射能汚染対処特措法が汚染拡散を防げないことがわかった。これは法の欠陥です。
全国的に8000ベクレルなど許すことはできません。
二次被曝してしまいます。
政府の机上の計算では危険です。
また食べれる基準が放射性廃棄物のクリアランスレベルというのもおかしい。内部被曝を慎重に評価できていません。
内部被曝は外部線源からの被曝とは別の現象ととらえるべき。
これについてはウクライナなどの政府、民間の科学者や原爆症における政府側ではない学者や被曝者の意見を参考にすべきです。原爆症認定訴訟では内部被曝外部被曝と同じに扱うのはおかしいという司法判断がいくつもでている。
政府は不勉強です。
また、原子炉規制法では原発敷地境界より外は1ミリシーベルトを越えてはならないはず。東京電力はこの規定をたくさんの地域で破っています。何らかの処罰を受けるべきです。
さらに、原発敷地内で働く作業者について特に下請け作業者について待遇を改善し労災認定や健診をきちんと行うべきです。
このように決め細やかな違反をただしていくなら20ミリシーベルトICRP がOKしたからといって、それを住民居住の基準にはできなくなるはずです。
科学的にはしきい値がなく汚染地域の人々が被曝を避けたいとするならその気持ちを尊重し支援するのが憲法国連人権規約に則った考えなので子供被災者支援法やグローバー勧告を守るよう政府と電力会社に求めたい。