細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

12月26日滋賀県庁前汚染チップ不法投棄抗議行動に応援メッセージを送りました

2013/12/26 【滋賀】放射能汚染チップを許さない緊急集会in滋賀 | IWJ Independent Web Journal / http://iwj.co.jp/wj/open/archives/118095

12月26日滋賀県県庁前で汚染チップ不法投棄問題に対する要請と抗議行動が行われました。

私は体調不良で欠席しましたが、動画を拝見しました。
地元高島市滋賀県の方々の切実な不安や怒りの声、日本科学者会議滋賀の、土壌汚染や廃棄物問題の専門家畑明郎先生のコメント、近畿各県からの抗議が寄せられました。
是非皆様ご覧ください。

放射能汚染拡散は絆ではありません。
事故を起こした原子力の企業、行政、そして私たち市民社会の責任を不問にし
負担を私たちの体や未来世代に渡る環境汚染につけかえる愚劣な行為です。
さらにこれは不法投棄を滋賀県が許し国が許す法治主義の破壊です。

東電福島事故由来の放射能汚染は現在進行で
被害を与えています。
秘密保護法でも原子力情報は隠される疑いがあります。

これは滋賀県高島だけでなく震災瓦礫や食品汚染や放射能に抗議させない社会全体の問題です。
日本国憲法国連人権規約にも人々が健康に生きる権利を保障されています。
これは汚染の数値だけでなく、人類の危険な科学技術が私たちと未来の命に脅威を与えている人権問題と感じています。
だからこそ、国連人権理事会や核戦争防止国際医師会議なども、日本の原子力事故や放射能汚染対策を批判しています。

滋賀県汚染チップは住民に苦しみを与え、秘密主義であり、責任者を追求しないという面で過去から連面と続く公害や廃棄物不法投棄とまるで同質な予感がしています。

私は知人にメッセージを代読していただきました。
以下。

みなさん、汚染チップ問題にご尽力大変感謝します。病気欠席のためメッセージを友人に託します。

滋賀県は、市民とともに汚染チップ問題の解決を目指すべきです。
そのためには、まず情報公開です。

知事は「不測の事態」なるものを心配し、業者に気を使われているようですが、すでに撤去が始まってしまっています。なぜどこの業者がどこへ運ぶのか明らかにしないのでしょうか。他府県の方々、私も大阪ですから心配でなりません。

汚染チップが例え高島市から撤去されても、他府県で、わけのわからない業者が焼却や埋め立てをしてしまえば、第二、第三の高島市が出てきてしまいます。
高島市からは一刻も早く撤去が必要ですしかし、嘉田知事、なぜどこかでこっそり処理しようとするのですか。
よそに、安易に捨ててしまえばいいわけではないのです。
もし福島で捨てるところがないならばなぜ東京電力や国は、しっかり手当てしないのでしょうか。

除染廃棄物は捨て場がありません。このままでは、全国に不法投棄が拡散してしまいます。
嘉田知事は原発防災には熱心なのに、こんなことで、滋賀県、琵琶湖を放射能から守れますか?当事者意識にかけてはいませんか。

国は巨費をかけて、汚染地域に除染廃棄物処分場を建設するといいますが、汚染があるならばなぜ汚染地域からの移住や保養、健康診断は促進しないのでしょうか。

すべての問題は責任者の罪が問われていないからではないでしょうか。

滋賀県がどのような事情で、不法投棄事業者の告発をしないのか、全くわかりません。
不法投棄して罰せられないなら、法治国家ではありません。
どんどん不法投棄され第二第三の高島が生まれてしまいます。
高島はオスプレイの訓練もやらされています。知事はなぜ住民を守らないのですか。

情報公開をして、住民とともに熟慮すればきっといい解決策はできるはずです。
すぐに解決ができるはずなのです。
ロシアに亡命しているスノーデンさんも
スパイより市民に聞いた方が早いといっています。
嘉田知事、市民参加によって問題は解決しやすくなります。
嘉田知事は市民の叡智を信じてください。
嘉田知事は様々な圧力に屈しないでください。

汚染チップがどこに運ばれるか教えてください。
石田先生や畑先生のような環境問題の大家の意見を聞いてください。
石田先生の測定結果を否定しないでください。
科学の見解をきちんと取り入れてください。
汚染チップはすでに高島に何ヵ月も放置されています。
撤去作業者は放射能防護できていますか?市民の飲み水や土地は汚染されていませんか?

大阪の人間としても琵琶湖の未来が心配でなりません。
みなさん、近畿のためこの国の、世界の未来のため放射能汚染を広げず命を守りましょう。