細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

JESCO法改正の国会審議はじまる

JESCO法審議、トラック協会の会長も苦言です。
考えたらわかりますが、人が暮らす中を汚染廃棄物がガンガン
トラックで移動します。
危険だし物理的にも無茶な計画です。
まず、住民が被曝を強要されないよう
移住や疎開の選択権利をもつ必要があります。
処分場の選定以前のはなし。

今後、高レベル廃棄物の県内外での移動の簡易化、汚染廃棄物の拡散による汚染基準緩和などを政府は狙っている予感がします。
なぜなら廃炉廃棄物、汚染廃棄物の大半が全国処理できたら国は万々歳
JESCO は2012年からイギリスの放射能汚染廃棄物や廃炉対策の政府や民間機関と
会談していますし、
日本政府もイギリスと原子力協定をむすぶ方針です。

「飛散防止策」徹底求める 中 間貯蔵法制化・審議スタート

県内の除染で出た汚染土壌などを保管する中 間貯蔵施設をめぐり、施設使用開始後30年以 内に国が汚染土壌などを県外で最終処分するこ となどを定めた「日本環境安全事業株式会社法 (JESCO法)」改正案の実質的審議が28 日、衆院環境委員会で始まった。
委員会では、県トラック協会の渡辺泰夫会長 が参考人として意見陳述し、汚染土壌を運搬す る際の飛散防止対策の徹底などを求めた。渡辺 会長は「環境省は10トンダンプで運ぶと言う が、カバーを付けても雨の日にはしずくが漏れ る。箱形の荷台の両脇が開くウイング車など屋 根がある車両が飛散防止に有効だ」と意見を述べた。
また、個人宅や市町村の仮置き場に保管 している汚染土壌を、中継拠点である「積み込 み場」に集約した後、中間貯蔵施設に運び込む との方針について「保管場所は県内5万カ所に 及ぶ。広場まで出してくれれば国が運ぶと言う が、広場の確保も難しい。冗談じゃないという のが地元の意見だ」と指摘した。
(2014年10月29日 福島民友ニュー ス)