細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

生きているのを唄う節

僕は生きているので
生きているからなあ
生きているよなあ
生きてね
生きてるのだなあ
あー
うまくできんなあ、邪魔せんで
いま集中してるから
生きてるのに集中してるから
集中しないと生きることが難しい
生きてるのが確かにならないと
確かなもんなんてないけどさ
だけどな

あー
放射能ばらまいてなあ
あーせっかく生きてるのにさあ
すっぱい!CCレモンがうまかったよ
空だよ
靴を洗ったよ
灰色だからな
空じゃないよ

よし、転がる気がない
何ができるんかなあ
生きてるのがなあ
これでも大変なのだ
毎秒
ぼんやりしてるけど
細胞に燃料いれたら
ごみを捨てなきゃなんない
大変だなあ
体に金属とか砂糖とかたんぱくいれてさ
僕の体は化学工場みたい
ちょっとの間違いでどかん
メルトダウン

生きてるだけで丸もうけって
さんまの言葉だなあ
もうかってるかなあ
僕ブログ書いても儲からないなあ
儲かったらめんどくさそう
そんな注文ないか
注文あったらあったで悩むんだろうなあ
しんどいいうて
うなるんだろうなあ
哲学者カントは
毎日決まった時間に散歩して本を読んで
本書いて
朝日はきれいだったかなあ
雨の日にもカントは散歩してたのかなあ