細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

WBC−対キューバ

キューバに勝ちWBC日本代表は次にコマを進めた。今日は岩隈、杉内の完封リレーが圧巻だった。それだけではない。イチローが久々の長打を放つ等、打線がつながり始めた。小笠原が今日はセンターにフライを打ったのだがキューバのセンターが落球した。濃霧だったとはいえ、これが事実上キューバのペースを壊した。それで2点先制。つまり試合の流れをつかんだ方が明らかに勝つ。ツキを含めてである。まだ万全とはいえないが、9番の岩村が出塁し、1番イチローにつなぐ形が取れた。そこからさらに3番の青木へのつながりが出てきた。欲を言えばもっと3点以上取れるように見える回があったことだ。問題は、村田や福留が振れていないことである。プレッシャーのかかる場面でその選手の強さが出るように思った。

 なんか解説みたいになったけど、韓国戦で、投打がかみ合えばいいのだが、のまれてしまってはいけない。キューバは事実上落球で自滅したが、流れ次第でどちらが勝つかあまり読めない。日本野球は、精巧な技術を特徴としていてそれは岩隈、杉内の今日の投球にまざまざ現れていた。しかしうまく波に乗れなければ神経質で気弱な面がでる弱点がある。それは原監督もそうだ。今日のキューバのようにコーチやベンチがでかい声をだしてはっぱをかけるというのも、ちょっとやってみてほしいなあと思った。でも、打線がつながれば、そういう元気が出やすくなるだろうと思った。