細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

原子力をやめる意味を真面目に考えねば小泉さんたちにしてやられる

原発は、経済的にも無駄で、リスクがあり、ゴミの捨て場所がない。しかし大事なのは自然や生物全体に被曝を押し付け、代わりにそれらから大切なものを奪うからだ。このことを批判できなければ、原子力体制を産み出した根本をたちきれないだろう。

小泉と社民党の代表が会いたいといったニュースをみつけた。
つまり野党で脱原子力の深い意味を理解しているものが誰もいない。
だから山本太郎議員以外あらゆる議員がオリンピック決議に賛成するということが
起きてしまう。
安倍総理はオリンピックを招致するために、汚染水ブロックのデマを流したのだ。
つまりオリンピック賛成したら汚染水ブロックの嘘に賛同したことに
されかねない。
オリンピックへの加担は原子力への加担にもなりかねない。
与野党国会議員はその懸念はなかったのか。

安倍総理が秘密保護法をつくり、放射能無視して悪役を勝って出ている。
安倍総理がマイナスになる分、小泉が脱原発をいってプラス点を稼いで
野党を吸収できる。
しかし小泉は靖国参拝し、アメリカのデマ戦争に賛成しネオリベ改革で格差社会を作った。
そんな小泉がいう脱原発に引き寄せられる政治家は真剣に脱原発を考えてるとはいいがたい。
原発は、国策が産み出した怪物で人間と生態系全体の破壊と搾取の産物だと
理解できていないのではないか。
事故が起きて政府も東電も打つ手はない。
小泉がそういう体制を産み出した相当な責任者であり
彼がそれを総括するなら小泉は本当は政治家をやめなければ
ならないほどだ。これは国会議員は大半そうかもしれないし
経済界もそうかもしれないし
私たちだって、生活のあり方を根本から見直さないといけない。
それが私たちが一番恐れていることなのではないか。

また、小泉の脱原発にのって原発は止めれたが、日米はさらに強固になり、靖国ナショナリズムが進んだら悪夢だ。
また霞が関やアメリカとつながりがある小泉なら東電や国際原子力体制の顔を潰さない路線での脱原子力となるだろう。
原子力利権が自然エネルギー利権に置き換わり被曝したひとは
見捨てられ、特定秘密によって汚染被害がなかったことにされかねない。

人々が同調圧力や空気に屈すれば被害は拡大する。
私たちの行動の総和が人類の未来を決めるといっても過言ではない。
先の大戦の教訓ではなかろうか。
これらのことに注意しなければ脱原発は骨抜きになり何もかもパアになりかねないと
私は思う。