細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

【詩作品】木曜ドーデショウ

本当の言葉と書いてしまって どうしよう 本当も 言葉も ないのだと思って 困った

夜は 空が多少きれいであるような 窓の向こうに 空気とか 物質とか 光とか 電波が飛び交っている あたかも静止した街は そうではないのだが 私が動揺するたびに 街は圧倒的に 目に入る 目を見れば 他人の魂がわかる かもしれないが まったく 言葉にならない この人を 知ってるように 思う 出された料理に 口をつけ 箸を使って 腹を満たす

極端な意見を書いてしまい 私はまた 理解されない と思った なぜ しんらいを壊すようなことを してしまうんだろうか しかし 極端にみえる 意見は 極端ではない 私は 本当のことを言いたいのです ですが 本当っていうたびに 嘘みたいだから なかなか伝わらない ただ そのようにしか 考えられないんです 私の感受性だから このものを そのまま受け取ると 私もあなたも 壊れてしまうかも しれない

しかし私たちは 毎日死につつある 顔を洗い 見えない崖を 飛び越えて 来ているんです ここへ だから すごいことなのかもしれない けれど それでは 毎日すごいみたいで それもいい加減に思えますが 違いますか どうでしょう