細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

【詩作品】バカいうな

鼻垂れる 吹き荒れる 祝うという バカいうな もういいぜ 死んで 生きてを繰り返す ひと だよ 私も

たまたまなんだから 私は

命のカオスを生きる時 君誰なんだ? 私は誰なんだ?

暗闇に咲いた無明のからまりが 私と呼ばれるなら 名を付けたことの 上に 旅の恥かき捨てよ

優しさは風に流れ 夏の花咲かすよ 誰も偉くない 誰も王ではない 命が壊されて行き 悲しみに泣き暮れても

あの頃蒸気船が行き 高台から見えた木々と向こう側と 青空 異国も見知らぬ人も 誰に頼らず みんな初めてなんだよ 決まりなんてない まれびとに 頼らず未来はある 腕が上がらない 中年の梅雨 その前に長休み 冗談じゃない

私はいつもギリギリなんだ へこたれてギリギリなんだ 同調は怖いよ 同調は怖いよ 苦しんだ魂の 声聴けよ

歴史を忘れた藻屑よ これをワダツミというか 海原に プラスティックと放射制物質 流れ流れて 万物は流れ 万物は狂うだろう