細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

今回の衆議院選挙の争点は日米が圧力を強める朝鮮半島への軍事侵攻是か非か?軍事侵攻に必要な憲法改正是か非かではないでしょうか?戦争反対!大変危惧します。

皆さん、憲法改正は当然大変なことなんですが、憲法9条3項改悪、緊急事態条項は何に使われるか、当然、日本が戦争をしたりアメリカと朝鮮半島に進行したりするためであり、もう一つは様々な内政の混乱を緊急事態宣言で抑え込むため 実は今、米艦に日本は給油してます。集団的自衛権は始まってます。

米艦に給油するだけではありません。東シナ海で日米は軍事演習をやりました。一昨日立花での市民と野党の対話集会に参加した時ある議員に、集団的自衛権行使や朝鮮半島の近海で軍事演習をやるのは、これはつまり日本はアメリカと朝鮮に対し戦争を仕掛け始めていて戦争は始まってるんですと教えてもらいました。

日米共同訓練:東シナ海上空で 北朝鮮の挑発けん制 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20170910/ddm/002/010/078000c

海自、北警戒の米イージス艦に給油 安保関連法の新任務 http://www.sankei.com/politics/news/170914/plt1709140014-n1.html

さらにトランプ大統領はもとより、日本の安倍首相の国連演説は朝鮮民主主義人民共和国を挑発しています。 なんと「必要なのは、対話ではない。圧力」とまで言い切っています。 外交的努力をやめると言っているようにしか聞こえません。考えられないような危険な発言です。 トランプ大統領と共同歩調を取っているとみなされても仕方ありません。 トランプ大統領を止めようとカーターやキッシンジャーが仲裁に入りますがうまく行くかどうか。

アメリカも日本も核兵器禁止条約に反対しています。 つまりアメリカや日本も核廃絶の国際世論に逆らっている。しかし朝鮮民主主義人民共和国だけ槍玉にあげる。 朝鮮民主主義人民共和国が核開発を続けるのも悲しいですが、アメリカや日本は核廃絶への意思すらないわけです。 むしろ日米安保体制による核軍備は危機の温床ではないか。 あまりにも不均衡な核廃絶や朝鮮をめぐる情勢が危機を引き起こしています。

「議長、同僚の皆様、国際社会は北朝鮮に対し、1994年からの十有余年、最初は枠組み合意、次には六者会合によりながら、辛抱強く、対話の努力を続けたのであります。  しかし我々が思い知ったのは、対話が続いた間、北朝鮮は、核、ミサイルの開発を、諦めるつもりなど、まるで、持ち合わせていなかったということであります。  対話とは、北朝鮮にとって、我々を欺き、時間を稼ぐため、むしろ最良の手段だった。  何よりそれを、次の事実が証明します。  すなわち1994年、北朝鮮核兵器はなく、弾道ミサイルの技術も、成熟に程遠かった。それが今、水爆と、ICBMを手に入れようとしているのです。  対話による問題解決の試みは、一再ならず、無に帰した。  何の成算あって、我々は三度、同じ過ちを繰り返そうというのでしょう。  北朝鮮に、全ての核、弾道ミサイル計画を、完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で、放棄させなくてはなりません。  そのため必要なのは、対話ではない。圧力なのです。」 http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0920enzetsu.html

‪軍事侵攻がないとする見方はCIA長官ですら否定しています。

‪CIA長官“4つの対北軍事的選択肢見た” http://www.news24.jp/articles/2017/10/13/10374988.html‬ ‪「北朝鮮への軍事行動は日本と韓国への報復攻撃を招くことから現実的ではない、とする見方を否定した」‬

非常に危険な状況です。

さらに

東京新聞:北朝鮮に米軍事力行使 自民39%が「支持」:政治(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201710/CK2017100902000131.html

つまり、日本は、アメリカの朝鮮民主主義人民共和国に対する敵対行為に協力加担してしまってます。米艦給油で集団的自衛権を発動し、東シナ海で日米軍事演習をやる、国連で総理大臣みずから攻撃的な演説をするのはそういうことです。 日本は朝鮮半島有事における積極的な攻撃側になってるんです。 静かにそれが始まってます。

こういう状況下で憲法改正が選挙後に行なわれる恐れがあります。

つまり、日本政府がアメリカの朝鮮に対する軍事侵攻に法的、実態的に加担しているわけですが、これに安倍政権は憲法的な根拠ほしいのでは? それが9条改憲。そして、戦争に対する批判を抑えるため、国会を右派で固定化し、危機だと言っては戦争反対派や政府批判派を鎮圧するかもしれない。それが緊急事態条項。

つまり今回の選挙は与党希望維新が勝てば日本政府が画策している、アメリカとの朝鮮半島軍事侵攻に対する信任投票の意味があります。

さらに集団的自衛権行使するために自衛隊を実質的な軍としてアメリカ軍と世界に展開する憲法的な根拠がほしいのでしょう。憲法改正にも信任がほしい。

みなさん、もっと危機感を持つべきだと思いますがいかがですか?

私は戦争に反対です。 戦争を可能にするための憲法改正には反対です。 平和主義を生かさねばなりません。 もし改憲を考えるとしても、まずは現憲法を生かすことを先にしてください! 経済格差や福祉切り、排外主義、差別がひどくなっては現憲法すら否定されています。 それは政治家も市民も憲法を十分理解してないからです。 まず現憲法を理解して、さらに民主主義、平和主義、人権保障の理念を高めたい、本当に改憲が必要というなら、市民の側から真に議論を醸成すべきです。

しかしそれには時間がかかるでしょう。 まずは改憲が必要かどうか、いやそれ以前に現憲法を理解するための議論をすべきです。 安倍政権や安倍政権に追随する野党のやり方は国家主義的な改憲です。 そんなことには賛成できません。