細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

【詩作品】倒れるまで生きている

あまりにも生きているのがつらいから

オナニーとか空を見ることなどで

毎日をやり過ごしていた

何歳になってもそんな感じで

あとは本を読んだり

ハナ歌を唄いながら

やり過ごしていたら

頭の中に死にたい気持ちばかりが

浮かんで来た

 

何も悪いことしとらんのに

死にたいばかりが浮かんできた

死にたいという思いはあれど

死ぬのはイタイとか怖いとか

思った

歩いているだけで恥だと思った

 

しばらくして、人を好きになって

人を好きになり、体をくっつけて

ずっとこうしていられたらと思うが

生活とか仕事があるから

泣きそうになって

本当に泣いていたら

本当に立てなくなり

好きな人を大切にせず

傷つけることしかできなくなっていた

 

人を苦しめても、私の中には

私を優しく包んでほしいという

ワガママだけがしつこく繰り返され

私はもはや本当に屑ではないかと

思われた

 

屑の姿を誤魔化すことは

できないし

したくないので

みっともない姿で

ええかっこする日常人に

私はありのままだと

叫ぶことにした

この仕事はまったく人気がないが

確かに私のバカは晒されており

比較的に嘘は少なく

アスペルガーな私には

楽であった

 

勝負せよ

抱きしめよ

倒れるまで生きている