細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

【詩作品】いんたらくてぃぶ・あかんたれぶ・ひかりかがやく

あの人に悪いことしたなあ

この人に世話になったなあ

でも別れてしまった

死んでしまった

いなくなってしまった

 

鼻まで毛布をかけながら

ふわふわとそんなことをおもう

でも

それは私がさみしいからなんだろう

 

これまでそれを

かつて好きになった人に話したこともあった

裸で抱き合いながら

さみしい

とか

申し訳ないとか

あたたかい場所を探しながら

息が苦しくなるまで話したこともあった

だろうと

 

だから厳密な意味では

私は孤独をひとつ乗り越えている

しかし

話した人とも別れたから

積み重なる時間は

私を許さない

 

孤独は

つねに新しくなり

磨かれる

そのことをまた懲りもしない私は

好きになった人に話したい

 

しかし好きになった人に

つねに簡単に会えるわけでもなく

っていうこともあるだろう

 

その時は孤独は強く尖り

あなたを傷つけすぎるかもしれない

ちょうど削りすぎた鉛筆みたいに

 

だから

私は過度に及び腰になったり

するだろう

 

かすかな距離

隠喩のようになる言葉に

私は気を病み続けるだろう

あなたの

私に対するシグナルを

なんとか拾おうとして

気張っている

 

しかし気張ることもやめて

あたたかい春のように

私はあなたを思いたい

あなたのトキメキや緊張がなんであるかは

わからないから