細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

【選挙20日前の短観】ひ弱な戦後民主主義は草臥れ、黄昏て、憲法改正の真夜中がやってくるのか。


反安倍の方々の煽り耐性の弱さを利用して、政権側は安倍を好きに叩かせ、安倍もまた反撃だとばかりに民進党共産党を誹謗中傷している。こうして選挙戦は泥沼の様相を呈し、野党支持者の野党公約のアピールの足りなさで、反安部勢力は自爆的に選挙に敗退する恐れがある。その恐れは大きい。


自民党に質問のタグは自民党関連のツイートインプレッションを増やすだけじゃないか、選挙戦の最中になぜ野党支持者、反安倍の人びとが野党公約の拡散につとめないのか疑問でいっぱいです。

安倍さんは橋下戦略を使って逃げ切り体勢に入りました。
それにいちいち突っかかって野党公約の拡散につとめないのがきわめて疑問です。
本当に5年間学んできたのでしょうか。煽られ放題です。一般の選挙民はしらけることでしょう。

4野党の公約はこちら。

民進

社民

共産

生活

読んでみましょう

憲法改正を批判し、税制改革による格差是正、中低所得層の生活安定により景気回復を訴える一応のアベノミクスの対案たりえていると思います。アウトラインとしては。


反安倍の人びと、野党支持者がみすみす与党のダメージコントロールが有効だと見せている感じすらする。
相手のペースに乗せられて勝てる戦いはありません。

橋下だって、安倍だって、必死に喋り続けてみっともなくみられても、選挙に勝てばいいんだから。
特に安倍は憲法改正がかかってるからね、とにかく露出を増やすよ内容なんて誰も聞いてないんだから。
これは勝負なんだよ。

勝負ごとの厳しさのわからないこの国でひ弱な戦後民主主義は、黄昏を迎え、徐々に憲法改正の夜が迫ろうとしています。

勝負ごとの厳しさのわからないこの国でひ弱な戦後民主主義は、黄昏を迎え、徐々に憲法改正の夜が迫ろうとしています。

エーリヒフロムも茶色い朝も白バラも彼らの教訓はここ日本では生かされなかった。
なぜなら、麻生や安倍がギャグをかましていると本気にとらず、本気にとった真面目な方々は民心から離れていったからだ。

議会制民主主義を疑い相対化しても、現在の政治はそこで、法律、予算、憲法改正が決まりますので、観念的に相対化しても、議席を取られれば終わりです。
左派の方々もお考えはわかりますし、私は直接街頭行動は全く否定しませんし、私も参加しますが、それでも。
政府や企業が、街頭、学校、職場、公的施設での政治活動を厳しく取り締まったのは、むろん、そこを封じれば次なるは議会だけなんで。
私は5年間街頭の大切さも学びましたが。

マルクスヘーゲル批判したように観念的レベルの価値転倒、相対化、否定はそれだけでは市民社会や我々の諸関係をわずかにもかえません。
ポストモダンの前からそれは知られていたこと。マルクスによって。



戦線を立て直せ。