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細々と彫りつける

Concering poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

【詩作品】本当に朝日

詩を書くことの無駄は喜んで
いただく。
それでいいんだよ。
そうでしかないんだから。

朝日を見ても朝日の中に
朝日が来ていない。
あなたは朝日だったかな。
あなたは本当にあの、朝来る朝日なのかね。
朝が来るということが
私はわからなくなってしまったのか。
そんな難しい話じゃない。

朝がなかなか起きれんだけだよ。
朝になると生まれる前のことまで思い出すだけだ。
こんなに私はただ生きている。
こんなにボールを投げている。
美しい血液にまみれた二人の陰に
私がやってきてしまった。

詩を書いていると思いださなくて済むんだ。
それを瞬間的に凍らせておくことができるから
詩は寒いだろう。
血液から出ているのに
こんなに凍るものはないよ。

だって本当のことだから。
本当のことを私はなぜか静かに冷たく
感じるのが好きなんです。

本当のこととか嘘のこととかよく知らないけど
そんな分け方すべきじゃないけど
実際
私が産み落とされた世界で
混乱を広げながら
ある意味を抱えている気がするんだから