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細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

既存の原子力政策を見直さないまま政府は高レベル核廃棄物選定に踏み切る心配が刻々と近づく

高レベル放射性廃棄物処分について
平成25年5月
資源エネルギー庁
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denkijigyou/houshasei_haikibutsu/pdf/25_01_s01_00.pdf


エネ庁の作った資料。
高レベル放射性廃棄物は使用済み核燃料のこと。
核燃料再処理も行き詰まり
たまりにたまった核燃料。いちぶ六ヶ所にありますが、これはいつかとり出さねばならず、全国の原発には使用済み燃料がプールに満載です。

候補地選定も無論進むこともなく。
さらに原発は爆発。
見かねた日本学術会議
地震大国では地層処分は不適として
地表での乾式貯蔵への切り替えと
地層処分の見直しをいっています。
しかし、国は地層処分にこだわっています。


各地でNUMO主催のシンポがいま行われてます。
私も大阪市のに参加しました。

核のごみ処分、国も関与 15年度から主要都市で説明会
2015/1/19 2:00 情報元 日本経済新聞 
 政府は2015年度から原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の処分について、各地方の中心都市で説明会を開く。電力会社が資金を拠出する原子力発電環境整備機構(NUMO)が開いてきたが、これまで出席しなかった経済産業省の職員も出席して説明にあたるよう改める。業界任せだった核のごみ処分で国も前面に立つ姿勢に転換する。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H6L_Y5A110C1NN1000/

理事は近藤さん、福島事故で250キロ退避を想定した方です。

核のゴミ処分「NUMO」理事長に近藤氏 東電出身以外で初
2014/6/19 2:00 情報元 日本経済新聞 電子版 記事保存

 原子力発電所から出る使用済み核燃料の最終処分地の選定などを担う「原子力発電環境整備機構」(NUMO)は18日、新しい理事長に近藤駿介・東大名誉教授(71)を招く人事を内定した。経済産業相の認可を得て、7月中にも就任する。NUMOのトップに東京電力出身者以外が就くのは初めて。国が主導して最終処分地を決める作業を加速させる狙いがある。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1801Z_Y4A610C1EE8000/

これまでの公募方式に代わって国が候補地を決めたいようです。
公募は高知県東洋町がかつて手をあげましたが、地元の強い反対で頓挫。
ならば、国が選定。
この辺りの発想がよくわかりません。

2015年の3月には
政府の方針が出ます。

政府、最終処分方針3月決定へ 高レベル放射性廃棄物で - スマホ版 - 47NEWS(よんななニュース)


原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分に関し、政府が策定する「基本方針」の改定案の概要が10日、分かった。経済産業省が17日に開く作業部会で示し、3月末までに閣議決定する方針。処分地を決定した後も、将来世代が政策の変更や技術開発に応じ、処分地や処分方法の見直しができることを強調するなど、従来の仕組みを大きく転換する。

 政府は処分地について「科学的な有望地」を示した後、複数の候補地に調査の受け入れを要請する方針で、問題解決の前面に立つ姿勢を明確化させる。東京電力福島第1原発事故も踏まえた大幅な改定となり、難航する処分地選定に弾みをつけたい考えだ
http://www.47news.jp/smp/CN/201502/CN2015021001002431.html


全国でのシンポの様子。
大阪の私が参加したものは記事が見当たりません。私が批判的な意見をぶちかましてしまったからだろうか。違うと思いますが。

シンポジウム:核のごみ考える NUMO「最終処分場」理解求める−−水戸 /茨城


 原発から出る「核のごみ」(高レベル放射性廃棄物)の最終処分地を選ぶ原子力発電環境整備機構(NUMO)が1日、水戸市千波町の県総合福祉会館で、シンポジウム「地層処分を考える」を開催した。NUMOは2014年3月以降、全国各地で同シンポジウムを開いており、水戸市は29カ所目。
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/m20150202ddlk08040052000c.html

地層処分を考える - 高レベル放射性廃棄物でシンポ

2014年9月7日 奈良新聞
経済産業大臣認可法人原子力発電環境整備機構(NUMO)」主催のシンポジウム「『地層処分を考える』in奈良〜高レベル放射性廃棄物の処分について一緒に考えてみませんか?」(共同通信社電気事業連合会奈良新聞社後援)が6日、奈良市春日野町の県新公会堂で開かれ、約70人が参加した。
http://www.nara-np.co.jp/20140907135002.html

高知市放射性廃棄物処分場考えるシンポジウム
2015年02月15日08時24分
NUMO専務理事が高知市で発言
 高レベル放射性廃棄物の最終処分を考える原子力発電環境整備機構(NUMO)主催のシンポジウム「地層処分を考える」が2月14日、高知市内で開かれ、NUMOの西塔雅彦専務理事は席上、「(2007年に文献調査に応募した安芸郡)東洋町では冷静な議論ができなかった」などと発言した。東洋町では当時、この問題で町長のリコール運動も起きるなど町を挙げた“激論”が続いたが、西塔氏はそれが「冷静」ではなかったと言及。終了後の取材でも「(NUMOが説明するより)先に反対運動が盛り上がってしまった。(議論は)住民主体ではなかった」と述べた。 

 NUMOの構想では、原発から出る使用済み燃料を再処理。残った廃液をガラスと一緒に固め、地下300メートルより深い場所に埋める。放射線量が安全なレベルになるには、数万年から10万年かかるという。
 高レベル放射性廃棄物の処分場選びは2002年に「公募方式」で始まり、2007年1月に東洋町が手を挙げた。しかし、2007年4月の出直し町長選で推進派町長が敗れて応募は撤回された。これが日本で唯一の「応募」となっている。

 これについて西塔氏は「東洋町では突然、話が出て賛成、反対の議論が渦巻いた。反対の立場の人にしっかり説明ができなかった。文献調査の申し込みイコール処分場の決定、と誤解された」と総括した。その年から東洋町を“教訓”としてNUMO内部などで協議を開始。2014年5月、これまでの「公募方式」から国が候補地を選ぶ方法への変更が決まったという。

 また西塔氏は、取材の中で当時の反対運動について「(NUMOの)説明会には反対の人に参加いただけなかった。きちっと(反対派と)議論できなかった。とにかく先に反対運動が盛り上がってしまった。地元の議論だから尊重しないといけないが、住民主体で議論する環境を整えてもらったら(よかった)」と述べた。

 一方、シンポジウムでは、NUMOの技術担当者が「南海地震が起こっても地下は地震の揺れに強い。活断層を避け、津波の対応を考えれば安全な設計ができる」と強調した。

 質疑応答では、会場から「何万年も本当にモニタリングを行うのか」「地元の合意は首長のみか」といった質問が続出。メリットだけでなくデメリットも教えてほしいとの問いには、担当者が「即答できない」とした。

 シンポジウムはNUMOが全国で開催しており、高知は28番目。NUMOによると、シンポジウムの年間予算は約2億円で、事業電通に委託した。 http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=333394&nwIW=1&nwVt=knd

公募に応じた高知県でこんなダメダメな答弁をしているって言うのが。。
NUMOの、平の職員の皆様の説明は頼りない感じがしました。私の個人的印象。

前理事長はこんな意見でした。
あまり今と変わりなく思います。

放射性廃棄物の処分場選び、地域の判断を尊重 NUMOの山路理事長に聞く
編集委員 滝 順一
2013年2月

――12年度は最終処分計画の改定の年です。福島原発事故後の状況を鑑みれば、計画を大きく見直す必要があると思いますが……。

 「改定は国と相談しながらだ。繰り返すが、直接処分などの考え方は国の議論の推移を見極める必要がある。ただ私としては、資源が乏しい日本においては再処理し資源をリサイクルする方がいいと思う。また再処理によって最終的な廃棄物を体積で3〜4割減らせるのは処分上の利点だ」

 ――現行の計画では平成40年代後半(2030年代)に最終処分場の稼働を開始することになっていますが、稼働する原発の数が減れば、スケジュールは見直すのが自然です。
 「現在でも、すでにそのスケジュールはタイトな(厳しい)状況だ。ただ国の目標が変わらない限り、NUMOは目標の実現に向けて努力を続ける」

 ――高レベル放射性廃棄物のガラス固化体の発生量も、現行計画は2033年に4万本を見込んでいますが、見直すのでしょうか。

 「現状では計画本数は4万本で進めている」

 ――日本学術会議が昨年、最終処分のあり方について提言をまとめ「暫定保管」や「総量管理」といったアイデアを出しました。どうご覧になっていますか。

 「暫定保管で済ませ、最終処分をはっきりさせないのはどうか。(原子力発電の)便益を受けた現世代の責任において最終処分の道筋を付けることが大事だと考える。経済協力開発機構原子力機関(OECD・NEA)も06年に最終処分を見極めることが大事と勧告するなど、しっかり最終処分にメドをつける正攻法が世界の潮流だ。立地を進めるにおいても、暫定保管では理解を得るのは難しい。学術会議は技術進歩を念頭に回収可能性を考慮する必要があるとの主張だが、私たちの考える最終処分においても(搬入口の)閉鎖のときまでは万一の時は取り出せる。回収可能性を担保していると考えている」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK04010_U3A200C1000000/?df=2

NUMOの山路前理事長も国の再稼働=核燃料が増えることに否定的ではなく、また学術会議の提言を真剣に受け止めているのか疑問です。

大阪市の説明会でも同じようなことを杤山修先生が言っており
私が日本学術会議の提言について聞くとこき下ろしていました。
本当に冷静な議論が専門家の中で行われているのか。
またエネ庁も日本学術会議の提案を深刻に受け止めているようにあまり見えませんでした。

核燃再処理の破たん、再稼働の是非、廃棄物の負担の公平性とリスクの軽減、未来にわたる影響、地震のリスク、安全神話が崩壊したのだから見直すべきかと。

要は国策の見直しをまずやる必要があるということです。
まず再稼動をやめて、核廃棄物を増やすのをやめるくらいはしたらどうなんだろう。
再処理、MOXをしても足りないくらいプルトニウムがあまって、このままではアメリカに叱られるから、処分地決めて再稼動をしてMOXで燃やすんでしょうけど、先送りでしかありません。
私は説明会でも、安全とか変な先送りをやめて、現在の国策見直し、総括が必要ではないかと感じました。

それは感情論ではないのではないか。

すでに北海道の幌延で試験が始まっています。

いったいどうなっているのか。
大阪市のNUMOの意見交換会では北海道新聞の記者さんも来られていました。

皆さんで議論をしてよりよい処分、よりよい廃棄物の処理と原子力政策の見直しを考えることが未来のためと思います。
このような穏当な意見しか私は持ってません。

参加して思ったのはまだまだ核廃棄物をめぐる問題は一般の感覚とかけはなれて、国や様々な思惑で動いてるんじゃないかなあと。

2015.1.15 19:08更新


熱源容器の耐久試験開始 高レベル放射性廃棄物埋める北海道・幌延深地層研で


 日本原子力研究開発機構原子力機構)は15日、高レベル放射性廃棄物を地下に埋める「地層処分」の研究拠点、幌延深地層研究センター(北海道幌延町)にある地下350メートルの坑道で、高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)に見立てた熱源を入れる特殊容器の耐久試験を始めた。
http://www.sankei.com/life/news/150115/lif1501150025-n1.html