対抗するためには事象そのものに降りよ、考えよ。でないと間に合わない
時局はきわめて悪化している。今の日本国憲法が破壊されるのは時間の問題なのか。考え深さが足りない国、安易に結果を求めるだけの国、その国の人々が辿る結末はこんなものなのか。
嫌われてもいいから、しつこく追及したらいいのよ。
原子力もジャーナリズムも国策のあらゆる面にそれが足りないよ。
他人との和を乱さない、とりあえず従ったふりばっかりしてるみたいなことを、社会規範として、推奨されるでしょう?
政府に反対する人も芸術家もそんな人多いよ。
この点だけ取れば全体主義の中に小グループの争いがあるだけなんだってこの国は。
嫌われたりのけ者にされるのは私も辛いよ。しかし、よろしくやってりゃそれでいいのかな?
この国には、全体主義に正対して反対する風潮はほとんどありません。
ものの本質を考えないで、考えてる人間を暗いだの、効率的ではないだのと排斥したのがこの結果だよ。
もはやどのような考えを持ってるか、いかに反体制か右翼かなんて指標だけで、反全体主義を組めるとは思えない。逆らって、事実の根本まであなたは見ますか、そのような態度はありますかということなのだ。
なぜなら単に反対したり賛成したりするだけでは対立物を含んで存在するこの世界を認識することは不可能だからだ。
私は原発に反対だ、なぜなら、反対だったり、賛成だったりするこの世界の土台を原発事故は必ず破壊するからだ。
事象そのものに降り立つ時だけやっと真実在が見える。
真実在はカオスから秩序が生まれる瞬間である。
秩序がなんであるか、私たちの言葉はなんであるか、それらに蹂躙される真実在はなんであるか!
反対や賛成の根底にある、つまり闘技民主主義の土台である諸勢力の対立、あるいは熟議民主主義の土台である時間と公共の豊かさ、それらを掘り崩し人間の共生の条件を危機に追いやるのが原発事故であり、全体主義であると知れよ!