細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

なぜ避難区域の瓦礫を燃やすのか。なぜ帰還だけに政府はこだわり移住の手当てをしないのか

浪江町といえば、放射能汚染がひどく廃村になったダッシュ村があり、被曝牛を殺処分しないために希望の牧場の吉沢さんがのこっています。吉沢さんも避難区域が安全だからではなく、殺処分しないために、また政府に牛の被曝検査をさせるために残っています。

ここに帰還させるために来年7月までに瓦礫を集め、焼却するのだそうです。
確かに町に瓦礫が残っているのは無惨だから、きちんと防護した上で片付けるのはわからないではありませんがなぜこれも焼いてしまうのか。
何かがおかしいとしかいいようがありません。

どういう企業に委託されどんな焼却施設ができるのか、税金の行方と危険性、そして帰還ではなく移住を含めた措置を検討すべきとおもいます。
大熊町では住民が移住を求めています。

「避難区域の災害がれき 浪江町の抱える現状 (福島県

津波で甚大な被 害を受けた浪江 町のがれき処理 の様子が報道公開された。

*記者リポート 「こちらは浪江町の沿岸部に位 置する請戸小学校です。きょうは許可を得て入らせてもらっています。ベランダに出 ると、福島第一原発の排気筒や海が見えます。そし て、町では、きょうからがれきの撤去作業が進められ ています」 請戸小学校の校庭には大量のがれきが山積みになっていた。 国が直轄だすめる避難区域の災害廃棄物の処理。 浪江町では、仮置き場と仮設の焼却炉にめどがたった ことから、去年11月から可燃物と不燃物に分ける作業を進めていた。 津波の傷跡が残る請戸漁港の北側の棚塩地区では、町 内から集められたがれきを仮置き場に運ぶ前の仕分け作業が進められている。
国はここに、減容化のための仮設の焼却炉を作り、来 年7月から焼却を始める計画。 しかし請戸地区には、今も津波で流されたがれきや船 が多く残ったまま。 町内にはおよそ17万8,000トンの津波の災害廃棄物があり、倒壊家屋なども含めるとその量は28万 9,000トンに上るが、選別を終えたのは、4万ト ンほど。
*福島環境再生事務所・大川裕主席廃棄物対策官イン タビュー 「(住民が)地元に戻ってきたときに3年前の状況の ままですといつ戻れるのかと心配もされると思いま す。3・11以前の状況になっていれば自分たちの復 帰がいずれくるものと希望がわいてくるものと思って おります」
浪江町内の災害廃棄物は、来年度中に仮置き場への搬入を終える計画。

[ 7/3 19:43 福島中央テレビ]」

http://news24.jp/nnn/news8656652.html