細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

汚染水はブロックしたという総理のもと政府が前面に出て行っている原発事故対策はガタガタだった!

安倍総理が昨年オリンピック誘致で汚染水はブロック されているという仰天発言をして、政府は汚染水対策 に前面に出て取り組むといいました。
しかし、凍土壁は懸念の通り早速つまずいています。

東電原発に「凍土壁」 寿命わずか7年に疑問の声 : 日本経済新聞 http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXNASFK0300W_U4A600C1000000/

凍土壁工事に難点、埋設物170カ所と交差 原発汚染水対策 - MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/smp/affairs/news/140607/dst14060700470002-s.htm

福島第一原発、凍土壁が十分に凍らない状態 http://m.huffpost.com/jp/entry/5501729

福島第1、海側の深層に汚染拡大 凍土壁の工事に遅れも -  47NEWS(よんななニュース) http://www.47news.jp/smp/CN/201406/CN2014062401002385.html

寿命が短いとか地下の構造物が多く工事が難しく、凍りにくいことなどは着工前からわかっていた話でなぜ規制委員会が許可したのかまるで不可解です。間違いなく政府のメンツを守るためでしかないでしょう。


また地下水バイパスの汲み上げもトリチウム濃度が高 まってきています。

東京新聞:海洋放水トリチウム濃度上昇 地下水バイパス暗雲:社会(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014061902000093.html

さらにアルプスは前日再起動しましたが、いつまた壊 れるかわかりません。

ALPSは2月に初めて3系統同時運転を開始した。しかし、3月18日以降、汚染水中の炭酸塩を取り除くフィルターで不具合が発生し、3系統が相次いで停止していた。改良型フィルターに交換する作業を進め、5月にB系統、今月9日にA系統で運転を再開した。
ALPSは汚染水からトリチウム以外の62種類の放射性物質を取り除く設備で、現在は試運転の状態だ。故障などトラブルが続き、東電が目指す本格稼働のめどは立っていない。

ALPS全面再開 第一原発、3カ月ぶり3系統同時運転 | 県内ニュース | 福島民報 http://www.minpo.jp/news/detail/2014062316458

さらにさらに石原大臣の金目発言といい30年後の汚染廃棄 物ばらまき計画といい、中間貯蔵という帰還除染政策 の柱も、住民の同意は程遠く座礁しています。
少なくとも美味しんぼ騒動以来かえって政府の汚染対策が、政府の見解に都合の悪い見解を閉め出し、人々に我慢を強いてきたことがばれてきたとおもいます。
甲状腺がんを初め被曝について心配な状況はたくさんあります。

集団的自衛権もそうですが、原発事故対策の中身が全 くついてこないことだけでも政権がいつ倒れても全く 不思議ではない状況です。
これが自民党政権でないなら、マスコミは総叩きだろうとおもいます。

権力を監視し現実的な対策をさせねば、命と税金はいくらあっても足りません。