細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

チェルノブイリから28年目に

今日でチェルノブイリ事故から28年目の春です。私は中学生でした。チェルノブイリ放射能は日本にも降りました。北半球のたくさんの地域、特にロシア、北欧、東欧、フランスまでの西欧や地中海沿岸などを激しく汚染しました。日本が原発を輸出するトルコもチェルノブイリによる影響を受けています。

私の小学校は反戦教育が盛んで、原爆被害を描いた映画をたくさん見ました。傷ひとつない人が原爆症になるシーンをみた記憶があり、初めから内部被曝について普通にあることと思っていたみたいです。同時期に風の谷のナウシカをみたことも大きいです。


小学校を卒業したあとか前かは忘れましたが堀江邦夫の原発労働の本を読みました。ものすごく怖かったです。小学校でイジメを受け、そのあと盲腸になってから私は色々敏感でした。中学生に上がった春にチェルノブイリが爆発しました。


チェルノブイリが爆発して、私は新聞を何ヵ月か切り抜いた記憶があります。今はもうないかもしれませんが、雨に濡れるのを怖がったりワカメを食べて被曝を防ごうとしていました。日本で放射能が検出された記事を読んだからでしょう。偏西風とかジェット気流という言葉もチェルノブイリ記事で覚えました。

高校時代やそれ以降も放射能が怖く福井に遊びにいった時も原発に違和感を感じていました。

しかし鎌仲ひとみの監督の映画を見に行ったりしたのに反原発運動はやりませんでした。
福祉や文学について考えていたからか、単に自分の苦悩で頭がいっぱいだったか。

311以降様々な活動に参加していますが原発放射能は単純に生き物と相入れないという認識と倫理でやっている気がします。
あまりに素朴な認識ですがやらないより、やるほうがよいかと思い…