細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

森林除染は被曝リスク大。除染やゴミ焼却リスクを勘案し移住や健診の推進を。

これは、放射能汚染された森林の木々を伐採したり除染したりしたら、作業者が被曝するという証です。
また木々を切れば山の保水能力は下がり土砂崩れの懸念も書かれています。
森林は山火事による放射能汚染の拡散監視や保全監視にとどめ
森林除染を中止など見直していき
伐採された木々のバイオマスや焼却や暖炉などの使用もやめるべきではないでしょうか。これらは福島など地域住民からも汚染の二次拡散によりふるさとがますます
汚染される恐れがあると反対されているケースが
いくつもあります。
また除染ごみは置場所がなく
人々の居住域に置かれているケースがたくさんあります。
これを燃やしてかさを減らしても
放射性微粒子が再拡散される恐れがあります。
環境省は大丈夫だという話をしますが
フィルター設備性能を過大に評価し
また強引に情報を出さない、鮫川村では
汚染廃棄物焼却炉が9日で爆発するなど
地域の合意を得ているとは言い難い。

もちろん流通もこのような地域の木材はだめです。
福島の汚染チップが不法投棄されており
これも政府や東電の失態だと思います。


「「線量ここまで高いとは」 推 計値に林業関係者ため息

「高いと思っていたがここまでとは」。政府 が算出を進めてきた住民の年間追加被ばく線量 推計値の概要が明らかとなった17日、調査地 点となった飯舘、川内両村と田村市都路地区の 屋外で仕事をすることが多い農林業者は予想を 超える推計値に驚き、一様に表情を曇らせた。 「山林の線量を下げてほしい」。農林業を続け るため業者は対策を求めた。 福島市内の仮設住宅で生活する飯舘村蕨平 (わらびだいら)地区の志賀福明(よしあき) さん(76)は「ここまで高い数値とは」と驚 いた。同地区で居住、小宮地区の山林で林業を 営む人の推計値は17.0ミリシーベルト。志 賀さんは林業会社を営み、鳥獣保護員を務める など山林を仕事場としてきた。東京電力福島第 1原発事故の影響で家業は休業状態となった が、村の鳥獣被害対策実施隊の一員としてイノ シシ駆除に参加。昨年も何度も山に入った。 「この数値では戻ることができないと感じてし まう」とため息をついた。 川内村で農林業の会社を営む河原修一さん (53)は、農林業を仕事とする人の推計値が 高い傾向にあることに「社員の健康が心配」と 打ち明けた。作業前、線量を測るよう社員に指 導している。線量が比較的高い場所で作業をす ることもあるといい「線量を下げようと伐採す れば土砂崩れの恐れが出てくる」と説明する。 「帰村に影響が出ないといいが」と話した。 (2014年4月18日 福島民友ニュース)」

http://www.minyu-net.com/news/news/0418/news9.html

これはつまり放射能汚染が密集している場所での除染リスクや居住リスクを示しており、果たして除染してそのごみを焼却すべきか、除染を段階的に縮小し、可能な範囲はどこで、もしやるとしても相当な防護や費用がいると想定すべきです。

そういう想定をすれは除染が困難な区域はかなり広がり居住リスクもみとめねばなりませんし、移住や健診を補償すべきと明らかになるのではないでしょうか?