細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

汚染水対策に凍土壁より安い方法があると耳にしました

汚染水対策について土木関連で興味深いお話を読みました。
私は全く専門ではないので、是非はわかりませんが、ごみ埋め立て処分場や海面埋め立てのことをごくわずかに知っているので、恒久的にでなければ、凍土壁でなくても遮水の方法はあるなと感じていました。

以前の日記にも書きましたようにそのために
東電は敷地内の地質や建屋についてのデータを外部の有識者に知らせるべきと思います。
でないと以下の引用にあるように利権でないかと憶測されるわけです。
国際的な信用も失い、汚染水の海洋放出という国際海洋法条約、ロンドン条約違反をやらかすと地球環境と人類の健康がさらに破壊されます。

400億円の凍土壁より数分の1のコストで地 下水を止めるという土木屋の言い分

http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/286.html

(1)汚染水が何処からきているのか?汚染水流 出箇所は原発建家とその周辺施設の何処か、 に決まっている。それを最もよく知っている のは東電自身のはずだ。しかし、事故の人事 異動やなんやらで、全体を把握できている人 間が居ないのだろう。その場合は施設の状況 から当たりをつけ、次ぎに述べる地下水流動 調査の結果から犯人を突き止めざるを得な い。当に地質探偵の出番である。 (2)どういう経路を辿って海に流出しているの か?これも地下水流動調査をセオリーに沿っ て、綿密にやれば、自ずから答えは出てく る。

地下水の流れをつかまないといけません。
これはボーリング調査という手段があるようです。地下水の深さごとの汚染度合いから溶融燃料の位置も推定できるかもしれません。

こういう地下水流動調査をやると、汚染水流 出源はかつてのトレンチ破損個所だったとい うケースもある(筆者はその可能性は非常に 高いと思っている)。もしそうだとしたら、 当初やったLWによる止水は効果が無かったこ とになる。或いは一時は効果はあってもその 後劣化したとか。始めから、LWなんていい加 減な工法じゃなく、せめてCB注入を併用する とか、思い切ってウレタンを使った方がよ かったかもしれない。

いま、水ガラス(LW )で海側に壁をつくって、
しかしそれが地表に達せず、海に汚染水がながれているとおかしな話になっています。
ちゃんとやらないとと。

さて以上から見ると、今回の汚染水問題に関 係するのは、東西約20〜30m、南北数100mの 僅かな範囲に過ぎないということが判る。又 汚染水の量も300t/day と聞くと大変な量に見 えるが、分単位に直すと200l/分に過ぎない。 こんなもの一般土木、特にトンネルではざら の数字で、むしろ少ない位だ。中山トンネル や青函では毎分数〜10tの水が出ている。この 程度の水も止められないで、それでも土木屋 か! それは別にしても、やはり東電側に基本が出 来ていないことは指摘出来る。まずこの場所 での問題は、汚染水の海中への漏出が止まら ないことである。その理由は汚染水の地下で の浸透経路が判っていないことである。それ も判らずに闇雲にLW注入をやって、地下水が 改良壁を越える恐れがあると言い出してい る。しかし、本当に改良壁体が出来ているか どうかも判らないし、その効果も眉唾なので ある。 いい加減な注入をやって、その効果が無かっ たことを誤魔化すために、地下水が壁体を越 える、という殆ど現実では聞いたことがな い、与太話を捏造しているのではないか*、 という疑いすらある。

確かに海中や水中トンネルの遮水なんかは
放射能はないけども、比べれば莫大ですね。

そもそも東電にも東電設計にも・・・みんな カジマにおんぶにだっこで・・・まともな土 木屋がいなくなったのではないか?80年代の 行き過ぎた、木川田ブラック生産性向上運動 (TQC) の悪しき副作用である。今それをやろう としているのが、アベー竹中ブラック経済政 策。

苦笑。

対策としては、LWや凍結などというヤクザな 工法は排除し、前から云っているように連続 地中壁工法を中心とし、まともにやると言う ことだ。 それともう一つ重要な点は、現護岸と外海防 潮堤の間を埋め立ててしまうことである。こ れをやれば、汚染水と外部生態系との接触を 遮断出来る。それと、汚染水タンクの用地を 確保出来る。 要するに、東電は対策に最も重要な地質地下 水に関し、何にもやってこなかった。その結 果が、現在の体たらくである。誰が東電の後 ろで糸を引いているのか?

やっぱり普通に遮水壁をつくると。
で、湾を埋め立てると流出も防げてタンクもおける。なるほど!と思いました。


素材は、鋼矢板や粘土やベントナイトなどで敷地を取り囲んでから、あちこちの水抜きをしていくのかなあと。
その水はもっと頑丈なタンクに保管すべきではないか。
そしてそれをろ過し、トリチウムが蒸発しないようにしておく。

そしてそのあと、燃料の水以外の冷却方法を考えないといけないのではないかと思いました。

そのためにも溶融燃料がどこにあるか東電は知らせる必要があると思いました。

これは土木や原子力工学に全く疎い私の意見なんで、各自専門家に聞かれるなり専門家が考えるなりして、東電政府に意見具申をしていくべきかと思いました。

少なくともオリンピックよりは優先度が高い。
全く政府は地球環境と人類の健康を考えてないのか?理解に苦しみます。