細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

汚染水について国内外への説明を東電と規制委員会は徹底的に公開して実態の徹底解明と対策と排出者責任の明確化を求める。

昨日の続き。
汚染水放出の犠牲者は太平洋の恵みを受ける海洋生態系全体だ/田中委員長は東電賠償と移住こそ指示すべき - 細々と彫りつける (id:ishikawa-kz / @ishikawakz) http://d.hatena.ne.jp/ishikawa-kz/20130802/1375463466

グリーンピースが声明と署名を出している。

国際条約の精神に違反です——放射能汚染水による海洋汚染 http://t.co/tEPCHFNwFLロンドン条約の会議では、加盟国から懸念の声があがっています。
(略)放射能汚染水で海を汚し続けることは、海の汚染を防ぐためにつくられた国際ルールの精神に反する 」

せっかく国際NGOや国際機関がロンドン条約その他海洋汚染の条約を作ったのに日本の原子力規制委員会東京電力はなぜ無視するの?満杯で漏れてるのだとしても、まずは謝罪して事実関係を国際的なプレスに公表しなきゃいけない。で、みんなで海の汚染を考えなきゃ。公海に汚染が進むのは明らか。環境全体に影響がある。

国際社会だけじゃない。
太平洋は君たちの排水路ではない。
日本の住民にもしっかりした説明と謝罪がない。
第一汚染が広がる懸念は前からあった。
地下水汚染については去年の秋に元京大原子炉助教授海老澤徹さん(小出さんたちと同士)に瓦礫反対のイベントでお会いしたとき深刻な懸念をしめされていた。
そんな警告を無視していた。
自分たちでできないなら先生方の知恵を借りたらいいのに
それもしなかった。
自民党は、選挙後に前からわかっていただろうデータを
公表させたんじゃないかとすら 私は疑う。

日本人を始め世界市民、世界の環境のための岐路である。
勝手に規制委員会や東電がずるずるやられても
こまる。
環境規制の第一は、排出した事業主の責任をとうこと。
これができてないから、瓦礫にしても鮫川にしても狂った
議論がまかり通ってしまう。

事故前から放射能は有害物質として
規制されてきた。一般ごみとしてはだせなかった。その原点を最低限確認してから
法体系との整合のある議論をすべき。
規制委員会が非常だからとなんでもやり
環境省も無茶をしすぎ。
排出と移動はもっときちんと議論しないと
間違いなく国は滅びる。

大体水をいつまでかけ続けるか考えただけで
ゾッとする。