細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

本焼却対策・瓦礫をめぐる政治分析・PM2・5のこと

本格焼却時に注意することについては以下のブログを参考にしてください。

大阪おかんの会さん
http://ameblo.jp/osakaokan2012/entry-11460483337.html

放射能から豊中の市民・子供を守る会さんより
放射能から豊中の市民・子どもを守る会 2月1日午前9時過ぎより、大阪市で震災がれきの本焼却が始まっています

私としては
無用な外出をしない。マスクをする。うがい手洗いをする。よく眠る。洗濯を風呂場に干すなどをしていこうと思います。
健康状態には極力留意したいと思っています。

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瓦礫問題に関する政治分析です。


政権交代によって、瓦礫広域処理の情勢は確かに変化しました。
民主党の岡田の地元である三重は三重県知事が追い詰められていますし、民主党の岡田の友人の北橋市長の北九州市と、民主党細野のお膝もとの静岡のいくつかの地域は今年三月に終わりそうな感じです。
民主党の影響で広域処理を進めた自治体は勢いが弱るかとまりました。

しかし大阪は不幸なことにそうなりませんでした。
富山や新潟もそうです。富山は首長が北陸電力との関係が強く
新潟は県知事が瓦礫に反対していますが
柏崎刈羽原発を擁する立地県でもあり
県下の市町村のうち三つが受け入れを主張しています。
大阪には関西電力の再稼動を急転容認した橋下市長がいます。


大阪は、日本維新の会松井・橋下と安倍総理・菅官房長官が仲良しのようです。
橋下は竹中や高橋洋一といった小泉元総理や安倍総理とも仲のいい人をバックに従えています。
なので、大阪は政権交代によってもなかなか瓦礫が止まらないという感じなのだと思います。

自民党でも石破氏などは橋下を嫌う態度を取り続けていましたが
彼は総理争いに敗れ、大臣ポストにつけませんでした。
さらにがれき広域処理の担当の石原環境大臣の父は日本維新の会代表の石原慎太郎さんで、慎太郎はがれき広域処理を強硬に推し進めた一人です。


自民党大阪市議団はがれき反対で橋下と対決しています。
しかし本部が維新と密接な関係になっているということは苦しいところだと思います。
これまで維新以外の各会派は反ハシモトを掲げてきました。
そこを公明が調整しハシモトに優位な状況が続いてきました。


瓦礫焼却の延期を求めて自民・みらい・公明の三会派の市議団幹事長が
市長と環境局に申し入れしましたが断られてしまいました。


政府と橋下維新のただならぬ関係を感じます。
橋下氏は自分の政治的利用価値をよく知っています。
ハシモト人気は大阪の町の声的にはトーンダウンしつつありますが
マスメディアは批判記事を書くようになったとはいえ
まだまだハシモト後遺症から抜け切れていません。


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焼却前日の朝9時から15時までのPM2・5の変化です。






焼却の日の朝9時から15時までのPM2・5の変化です。






如実な変化です。
これもまた中国のPM2・5のせいなんでしょうか。それだけとはどうも思えませんが。