細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

どんどんどん

石と太陽と空に啼く
僕の唇の暖かいときに
死んじゃった人の群れのありがたさ

死んじゃったなあと
思うことが死んだ人にできるかどうか

だけど
死んじゃったなあと何かが思っているかもしれず
今生きている僕の唇に赤色を塗っているのは
死者たちかもしれず

この夕暮れを思い出す
夜の夜の中で思い出す

もう時間がないなあ
どうすればいいかなあ
寝ようかなあ
どうしたらいいんかなあ
もうどうしたらいいんかなあ

生きていると
もうどうしたらいいんかなあと思うだけ
いいのかなあ
空に啼く鳥ももう無く
ありがたいなあ
ありがたいなあ
何もない時の
あたたかさだけがある

暖かさがどこから来ているのかなあ
流れる血はどこから来ているのかなあ
土は血かなあ
草も血かなあ

夜見る夢も血かなあ

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