広域処理の不可解を大臣自ら暴露
http://www.dailymotion.com/video/xryzrp_20120705-yyyyyyy-yyyyyyyyyyyy_news
これまで広域処理という政策に好意的あるいは中立的だった方々もこの動画をみて大臣のいうことや態度を見れば、「あれ?」と思うような気がするので紹介する。
私が感じた疑問
- なぜ宮城県議会が広域処理を断ろうとしているのに知事と環境省はこだわっているの?
- 防潮林にがれきはつかえるんじゃないの?
- 玉川さんが量や現地事情の話を丁寧にしているのになんでそのことに正面から答えないの?
- 細野大臣は、木質瓦礫に猛毒のヒ素やクロムが入っているから埋めれないというんだけど、そもそもだったらあちこちで燃やす・埋めるのはさらに危険じゃないの?
- 今までヒ素やクロムが入っているということを各地の広域処理説明会でいったことがあるの?自治体には教えているの?
- っていうか、1年ちょっとも立っているのに大臣はクロムやヒ素の量について質問されて答えられない状況なのに推進していたの?
- 輸送費が九州だとそんなにかからないとか、九州の処理能力は優秀とかいう根拠はなんなの?で、そんなすぐれた技術があるなら北九州の技術者を現地に総動員して安全な処理をすればいいんじゃないの?というか玉川さんは百歩譲って、広域処理を残すとして、なんでしかし汚染度がまるで違う西日本の九州や大阪に持っていくの?とも聞いている。
- 結局林野庁や宮脇先生や宮城県議員に敗北し全国で反対されて環境省に何の信用もないし放射能の知見も現地自治体への真摯な気持ちも欠如して無責任に、あるいは計画的にばらまこうとしていたんじゃないの?
まあ細野大臣が出てきたことの勇気はたたえよう。そしてモーニングバードスタッフ・玉川さんの尽力をたたえよう。
つまり必要なのは被災者が本当に必要としている支援はなにかということでこれは県議会議員さんが言っている。つぎに汚染拡散を止めるにはどうしたらいいかっていうこと。
環境省はそっちの話をしてください。
重要な話
例えば
宮城県議会の保健福祉委員会は、?子ども・妊産婦の健康調査や母乳検査?被ばく状況把握等を求める「子どもたちと妊産婦を放射能から守るための体制の確立を求める請願」を全会一致で採択、6日の本会議で採決予定。請願団体は当初の35→92団体に拡大。 twitter.com/miura_isinomak…
— 三浦一敏(宮城県議)を勝手に応援するさん (@miura_isinomaki) 7月 5, 2012
原発被災地に残る方にも避難した方にも、戻る方にも国が支援をすると決まりました。
でも具体策については、政府の計画や政省令で決めることになっています。
なので、具体策を被災者のみなさんのニーズにかなうようにしてもらうため、被災当事者団体、支援団体などと
「原発事故子ども・被災者支援法市民会議」をつくります。グリーンピース・ジャパンも運営団体になります。
日本弁護士連合会や、この法律の運用を見守るために作られる議員連盟、関係省庁と連携していきます。
原発事故子ども・被災者支援法市民会議ができます。7月10日に設立集会を開きます。 | 国際環境NGOグリーンピース