細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

さて

 さて正気に戻るか。え、今まで正気じゃなかったの?そう最近気づいたけど長らくやっぱ正気じゃなかったんだと思う。
 だって、そこには「自分がどうするか」が入っていなかった。そろそろ我に帰って俺はどうするか俺はこの社会で何ができるか、考える時だ。
 とはいえ、それは非常にケッタくその悪い、見通しの立ちにくいものであろう。しかしそういう場所を歩くしかないのである。

 多くの場合奇怪な、あるいは俺自身のどうしようもないややこしさに引きずられながら、寧ろそれらを捨てず、歩いていくことである。

 ビビル自分である。また退却していくこともあるだろうが少しずつ進んでいるはずである。5年前より、10年前より、マシにはなっているはずだ。ほんとうにわずかずつ己の運命の、因業のすさまじきに気づいてそれを感じること…