閑話休題
10代後半くらいずっとこの PSY・Sの曲にはまっていた。当時のポップスとしても、というか今聴いても旋律が美しく凝ったアレンジなのに聞きやすく、なんというか音が思春期そのものなのである。いや、もっとなんつうかとにかく心の中にある細い草をゆらすような、なんつうか。
そういう10代であった(意味わからん)
しかし同時にユニコーンを聴いたりしていた。意味わからん。いやユニコーンも方向はちがうがセンスのよいバンドだったことは間違いない。実際PSY・Sのボーカルのチャカさんはあるとき今日本人で一番上手な歌い手は奥田民生だといっていたことがある。歌である。歌は恐らくそこに「詩」を含むのだ。中世の吟遊詩人は詩に曲をつけていたらしい。