細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

いま読んでいる途中の本のメモ

結局、自分のことしか考えない人たち

結局、自分のことしか考えない人たち

このタイトルはちょっとマズイ気がするが…中身はまっとう。心理学者じゃなくてソーシャルワークの人がかいているとこが面白い。なんかのめりこむ風である。自己愛性人格障害っていうか自分も含めて、人間の「非道さ」「さみしさ」について書いてある。そしてそれとどう付き合っていくかというふうな。実践的な処方が書かれてある。(実践的な処方ってのも微妙な言葉だ)そもそもソーシャルワーカー人格障害カテゴリーに乗って書いちゃうのも微妙だが。でもそういうふうにしてしかかけない気もする。モラハラとかイジメとか。内藤朝雄さんの「いじめの構造」と似ている。全能感を否定されるとぼこぼこにしてしまうとかそうなっちゃうとことか。でも、なんで人はナルシシズムに陥るのかを心理学方面の知見まで借りて書いているところが少し内藤さんの本とちがうように思う。
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エスノメソドロジー―人びとの実践から学ぶ (ワードマップ)

エスノメソドロジー―人びとの実践から学ぶ (ワードマップ)

これは奈良女子大学エスノメソドロジーのフロンティアに行ったので勉強している。まだ読み終えてない。。id:contractioさんとid:ueyamakzkさん、おふたりで熱い議論が続いている。大変勉強になる。いま議論を追っているところ。

歌の話・歌の円寂する時 他一篇 (岩波文庫)

歌の話・歌の円寂する時 他一篇 (岩波文庫)

歌の話の部分は読み終えた。子供向けの文体だった。しかし折口は尖っている。子供向けでも手を抜かない。