細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

いやまあ

 神奈川県社会福祉協議会が「福祉のしごとフェア」を横浜文化体育館で開いた。求人する103の福祉法人とハローワークなどが出展、来場者は249人だった。
http://mainichi.jp/select/opinion/yuraku/news/20091128dde041070035000c.html
3Kとかの要素もあるかもしれない。けど、未来が見えにくい仕事なんだよ。今のままの制度や関係形成のやり方では。
だって少子高齢社会ってどんな社会って想像してみてごらんよ。希望的観測を抱いている人なんてだれもいないじゃない。
それと、単純に国民生活の疲労が正直に出ているんだよ。労働の性質が明らかに変質しているからさ。それに違和感を感じている方が多数派なんではないの?

次にはっきりいって、福祉職は昔から敬して遠ざけられていたんだ。っそれは障害者とかそういう労働からはじかれている人への視線と関係があるだろうし。それを労働からはじかれて来た側の人、つまり僕もそうだがそういう人がどうその視線を受け止めて眼差しを向け返したかってこともあるし。


ホントは福祉以外にさ、もっとキツイ仕事はあるんだよ。そこももっと見ようよ。
というか仕事、労働、稼ぎとか、自分はどうあるべきかってこと、またこれからの社会にとってマクロで何が必要かを考えるという作業を怠ってはいけない。

それこそが必要なことなんだから、既存のフレームによっかかってこういう記事を書いたり、社会福祉協議会が「そんなに関心がなくなったわけじゃない」とかそういうやり取り自体がなんとなくぬるい。
ならばなんでこういうふうになってんのか、そこを考える作業からまずやり直さなくては。
まあでも、事業仕分けみたいな、行政の切り売りみたいな方法になったらそれはそれで頭痛いけども。

でももっとさ、知恵を出し合ったり正直に苦境を訴えることは可能だと思うんだな。いや自分がそんなことうまく出来なくて仕事辞めたから、すごく苦しい気持ちで言うんだけどね。