細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

裕也登場


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091127-OYT1T0080...

今まで内田裕也が選挙に出たりすると、ドクター中松とかと同じオモシロ泡沫候補みたいな感じで処理していた自分がいた。
しかし今回の内田裕也の「事業仕分け」を見守る様は、もっといい感触がした。政権交代以来、ほぼまともなニュースを聞いた感じはなかったのだがこれが一番いいニュースに感じた。それくらい状況はやばいってことか。

民主党の議員や、官僚が仕分けにいるのは、一応の正当性らしきものは感じられるのだが、(民主党は一応選挙で勝って政権与党となっているし、官僚は国家行政の事務にたずさわる人だから両者共に公開での説明責任がある)他の民主党が選んだ民間出身の「仕分け人」には謎が多い。なら、内田裕也は「俺たちも入っていいんじゃないか」というラディカルな提案をしているように思う。それは多くの方もお感じのことではないだろうか。

誰でも、なんらかの形で利害関係を持ち、日々自分の生活や関係を伸張させたり維持させたりしている。ならば、国家財政について、だれがどのように決めるのか、方法やプロセスについてやはり議論はしないとまずいと思う。

ようするに「誰もが関わっていいし、そうしていいんだぜヨロシク」ってことなんじゃないのか裕也さんのいいたいことは。
裕也さん70歳、加藤和彦や、忌野清志郎という年少の志をもったミュージシャンが死んだことも大きく影響しているかもしれない。